スイングトレードで勝てない理由4つと解決法をまとめておく【長編】

スイングトレードで勝てない問題はよくありますね。

「これ本に書いてある通りのサインちゃうんかよ、」

「あの人この形で上がるって言ってたのに、、何でこんな負けるんだ・・!!」

 

・・・どうですか??

 

スイングトレードとは相場に張り付かなくて良い。スイングトレードとは長期投資より資金効率よくできるトレード手法、なハズである。

しかし、自分はというと、、、
●相場に張り付いて、
●夜間も指数が気になり、
●起きても気になり
●仕事中も相場が気になり、
●銘柄監視も多く、
●とりあえずニュースの目を通しておかないと気になり、
●休む暇がない。

ポジポジ病になってしまったり、損切貧乏になりがちだったり、同じ様な負け方を繰り返している事は多いと思います。

 

・・・てか、みんな絶対経験ありますよね??

 

もう少し掘り下げていうと、エントリーしてうまくいく事もある

その時は自分も「トレードうまくなったなぁ」と感じる

しかし、
エントリー直後に即逆行したり、
即含み損になったり、
横場って動かないといきなり不安
になる。

エントリー中の銘柄とは別の銘柄に動きが出ている事に気付くと、ますます自分のポジションは正しいのだろうかと不安になる。

だから、動いている銘柄に目がいく。自分が「これから動きそうだ」と感じる銘柄に資金を入れかえようとする。

 

・・・結果、銘柄を入れ替えた瞬間に同じ状況にハマり、自分が元々持っていた銘柄が狙ってた方向に動き始めている。。。

 

ならば次は粘ってみようと粘ると、なぜか不幸な事に無事に大損失を被弾する。

こんな悲劇の経験はありませんか?

 

冷静に振り返ってみてください。いつまでそんなトレードを繰り返しそうですか?

 

・・・そんな失敗続き・損失続きのあなたにも劇的に利益が出せる最強ノウハウがあります

 

75歳のおじいさんも儲かりましたー!とかねw

 

・・・などとふざけた投資広告が解決する程度の問題なら、誰も困らないのです。

僕は「株に対してだけはふざけた事は抜かさない」のがポリシーですから、真実を実体験ベースで共有しましょう。

今回はよくある勝てないパターンにハマってしまっているあなたの意識を変えて頂くための記事です。

長い記事です!!!笑

目次

素人が「覚えるだけで勝てる」魔法のサインなど無い。

そんなものは無いです。大変申し訳ありません。
「覚えるだけで勝てる」は当ブログでは一切取り扱っておりませんw

「覚えるだけで勝てる」という言い方は素晴らしいです。何やら簡単そうです。知識も経験も無いあなたでもすぐに勝てそう

「覚えるだけで勝てる」このワードは発信者側・売り手側としては最良の選択をしています。

株式投資やトレードに取組む消費者側・買い手のニーズを正確にとらえている。なにも文句はありません。

皆、楽をしたいし簡単に勝ちたいから。自分だけは失敗したくないから。そのニーズに合ったキーワードを表に出してあげるのは当たり前です。

一方で受け手にとっては

その「覚えるだけで」というワードを鵜呑みにした瞬間が最大の危険ポイントなのです。

それがトレードで勝てない行動をとらせ続ける一つのトリガーになります。ようは売り手側の都合の良いように行動させられてしまうのです。

「覚えるだけ」なら株は勝ち組が9割と思いませんか?

株はほとんどの人が勝てない、9割が負け組だと表現されたりもしますよね。

僕はお金を増やす聖杯が本当にあるのであれば、そのサインを覚えず負け組のままで我慢する人間が9割もいるわけが無いと思っています。

「覚えるだけで」という売り文句を勘違いして受け取って、スタートするから皆負けやすくなっています。

そんな危険ワードが軽々しく本のタイトルに書かれるから、皆知識武装に走って負けていくのです。

真面目な人ほど色んな知識を覚える事で、勝てる様になる未来をイメージするのです。

それは真逆の発想です。僕は知識武装は完全な間違いだと思っています。無駄な知識が重たすぎると勝てないのです。

勝利を引き寄せるのはトレーダーとしての深い思考力です。知識力や暗記力ではありません。

自分の知識を使いこなす力、経験を活かす力、今持っているもので最高の戦いをしようとする姿勢です

経験者にはわかって頂けるんじゃないかと思います。

テクニカルサインだけ一生懸命覚えても当たらないでしょ?ファンダが優秀な銘柄でも、普通に下がる事もあります。

知識だけではなく具体的な買い方・売り方やタイミングの選択、資金管理も必要です。もう1歩どころか2歩、3歩と深い思考と株の実戦技術が必要なのです。

株や経済について語りまくれる人に成りたいなら大量の知識武装を継続してやってください。

このブログは役にたちません。消しといた方が良いです。語れる知識を学べるブログではないので。実戦的に勝つ事しか考えていません。

僕がやりたいことはシンプルに相場で勝つ事だけです。

使う情報を絞れ。極限まで絞れ。

これはただの僕の感性ですが、博識に難しい言葉を使って語る自分は好きになれない笑

単純にトレードで勝つためだけなら本質はシンプルですから。

自分にとって本当に必要なものだけを選択していくというのはトレーダーとして大切な姿勢と思います。

 

シンプルに、

「経済??そんなもん知らんわアホやのにw興味もないしw。」

まぁでも、株は余裕で勝てますよ。

の方がカッコよくないですか?w

 

「株ですか?あぁ、とりあえずチャートだけあれば勝てますよ。僕には経験売買技術がありますから。」

「え?新聞チェック??モニター並べて机に張り付き?相場に張り付く人生なんて嫌ですよ。」

「人生楽しむために株やってんだから。見るのは1日1回でええです。」

の方が圧倒的にカッコいいです。

 

・・・話が脱線しましたww

 

トレーダーとして何をしないべきか、何を捨てるべきかというミニマリスト思考でいきましょう。

あなたの周りからはいつも色々とやるべき事を提案してきます。
・ファンダメンタルが~とか、
・業績がテーマが~とか、
・〇〇株の今後は~、
・FRBがCPIがどうのこうのと、
自分の主張を持つ人があなたに何でもかんでもやらせようとしてきます。

それをまともに全部受け止めると、あなたの脳はリソースを食われすぎて疲弊してしまいます。

そういう意味ではこの株トレブログ!だってそういう位置づけになりえる。ある意味気をつけながら、うまく使うべきです。

あなたにとって勝つために本当に必要な部分だけ選択して、使ってくれたらそれでいいです

自分の勝ち方を確立せよ

極論、あなたが楽に勝つ事さえできれば手法は何でもいいんです。


〇ファンダならファンダを徹底的に極める。
〇テクニカルやチャートで戦いたいなら徹底的に極める。
〇とにかく情報を絞る。
〇トレードの参考にする人をまずは1人に絞る
〇自分が混乱しないように工夫する。


自分の勝ち方を作ってください勝負の軸を作るのです。

逆に言えば、やらない事を決めるのです。

この記事を読み終わったら、これから自分は何をやらないかを絶対に決めてください。

何をやらないでおくべきかわからない人は一度自分がやっているトレード法を全て紙に書き出してください。

その中で、最も重要だと思う事以外を一度全て捨ててみましょうそれでも意外といい線にいくはずです。

 

僕はチャート情報以外の全てを捨てています僕は「株は結局需給」派ですから。

ニュースとかトレードで勝つ事に意味ある?ファンダとか君は本間にわかってるん??っていう感覚なのです。

自分とチャートと相談しながら、実力つける方法が一番自分に合ってて間違いが無いと思っています。

それは日々のトレードの練習と自分の経験からでた僕自身の答えです。

僕はチャートやデータに見えない要素は全無視です。見えない要素によって受ける損失は全て受け入れます。

代わりに予想しない事が起こり損失が出た時にどうチャートと売買技術でカバーするかの戦略を立てています。

ニュースやSNSを見て危機に備えようとはしないわけです。情報が重くなるとトレード判断も重たく鈍るからです。

シンプルにすることで頭のキレが高まります。捨てる覚悟を持ち身軽にしておかないと鋭い判断はできないです。

中途半端に浅い情報をだらだら拾って、自分の勝ち方を磨く事ができず負けている人が多いのです。

「狭い範囲の絶対的強者」を目指す

仮にトレード力を5段階評価だとして、

ファンダ力3★★★☆☆
テクニカル力3★★★☆☆
資金力3★★★☆☆
の奴は結局勝てない
んですよ。

トータルで勝ちたいなら、オール4レベルにはなって欲しいです。

でもそれは天才しかできないし、皆忙しいハズだから1分野の情報をさらに絞りこんで、狭い範囲で5とか6のレベルを取りに行くんです。

テクニカル力(Box相場対応力)5★★★★★、とかに己を仕上げるんです。

株の場合はそれで十分。その1つ極めたらそこに自信を持ってレバレッジをかけれるからです。絞り込むことが大事です。

勝てない原因を探ってみよう

かてない「原因に気付く」という作業はめちゃくちゃ大事です。

勝てない理由に触れていく事が、勝つためのヒントになる部分も多いと思います。

要素としては色々あると思いますが今回は①手法、②資金管理、③精神面、④生活面の4つの視点で見てみましょう。

【スイングトレードで勝てない理由①】 ー手法が悪いー

まず、根本的な所でミスっていると厳しい部分もありますので、手法を検討しておきましょう。

手法についてはメジャーなものでいいと思います。どう使いこなすかが大事です。

例えば、皆さんが狙う所はとりあえずこんな所ですよね?

ものすごくわかり易いサインです。テクニカル分析を中心にトレードの勉強を始めた人でグランビルの法則を知らない人はいないでしょうから、皆知っていると思います。

当然僕も知っているし、この手法は使います。

しかし、この手法の問題点は何ですか?僕が思う問題は下記です。


<5日移動平均を使ったグランビルの法則の問題点>
●日足で買ったら出遅れてしまい、利益が取りにくいシーンが実は多い事
●買った瞬間下がる事も多く、逆行した時の損切が大きく利益が残らない
●この場面はしょっちゅう来るため、どこが勝てるポイントか見分けが付かない(ポジポジ病になる)


わかりやすいサインなのは素晴らしいですが、このサインを使って負けている人は結構多いです。

どこでも買えば勝つサインではないからです。

例えば、この絵の範囲の見え方だけでは視点がミクロ過ぎるのです。

「サイン!サイン!」と視野が狭くなると、そのサインが有効なマクロ環境、つまりその銘柄の相場環境を押さえるという事を疎かにします。

サインが「最も有効に機能するマクロ環境はどんな状態か」までをセットで理解する事が必要です。

つまり上位足がどんな状態なら、下位足でサインが出た時に買ってもいいのかを整理しておく必要があります。

例を見てみましょう。

スイングトレードなら、まずは月足でマクロ環境を探る

<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 2784アルフレッサ月足 2009年~2023年4月途中>

画像は2784アルフレッサの月足チャートをだしてみました。

◆紫の四角枠を2か所、
◆ピンクの四角枠を2か所
で表現していますが、ピンクの方が狙い目と言えます。僕はこのピンク枠の状況範囲に入ったら監視リストに入れます。

実際に画像右端のピンクの範囲から抜ける瞬間を僕は買っていたわけです。

その理由はわかりますか??少し考えてみてください。

 

僕が監視リストに入れた理由は月足でW底を形成するタイミングだったからです。つまりマクロ環境で下げが止まり、上げに転ずる可能性が高い場面だったです。

マクロ環境を押さえてから日足に注目する

上記の画像右端のピンク四角の日足状況を確認します▼

<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 2784アルフレッサ日足 2005年9月~2023年4月>

この状況です。上昇していますね。青枠で囲った月足の陽線(日足の上昇・Box飛び出し)を買いを狙いたいわけです。

既に考察した通り月足で上げそうでしたが、日足の観点からも上げそうです。

すでにBoxが始まり5か月目、かつBox下限まで下げない。株価の位置が強くなっています。4か月目に高値更新(2023年3月)も入っています。

そして、月初からの高値飛び出しに繋がっています。

飛び出しの瞬間は前述した5日移動平均のテクニカルサインが起点になっていますね。

マクロ環境の裏付けがあれば、このサインは有効なのです。

今回であれば、月足がW底かつ5か月目、そして月初という条件下で、このサインを使うという前提を作る事ができます。

 

事実、僕はこのサインで買ったわけです。他のサインでは買わずにここだけ買いました。

つまり、サインを知る・覚える事が大事ではなく、サインが使える所を見極められる事が大事なのです。

この例の場合、①、②のどっちで買うか

気になるところがあったかもしれません。先ほどのBox飛び出しを狙う例では2か所でサインは出現しています。

どちらをエントリーの軸にしましょうか。

ココで僕の場合は①をスルーして、②でエントリーしました。

①も5日移動平均を使ったグランビルの法則的には買いです。そのまま上がる可能性がもちろんあります。

でも、僕は①で買わずに②で買いました。理由はわかりますか??

①で仕込まず、②で仕込んだ理由

僕は①を我慢しました。月末はテクニカルの形が良くても荒れる可能性が高いと考えているからです。

仮に①で先行して仕込む時は、今後この銘柄に資金を集中させる戦略の時です。

月足で自信がある時は月末の段階であろうと仕込んでいきます。明確な陽線は待たずに陰線やコマで仕込んでいく事を検討します。

 

その時に1銘柄に資金を集中させる戦略を取る理由は、

上がる可能性がかなり高いと読んでいるが、まだ下がる可能性も残っているからです。

サインで買って、「無事上昇しました!」で幸せに終わるのは机上の空論の中だけであります。

普通に下がる事があります。その時にカバーできる対応策を残しておく必要があります。

大量の仕込みをする時、下がったら損切しか選択肢がないのは心配です。多少時間をロスしてでも損失を避けたい。

だから余力を残すために、資金を温存しておきます。

今回はその勝負をするつもりが無かったので①をスルーし、より安牌の②のタイミングが出る事を待っていました。

で、運よく②のチャンスがめぐってきたから勝負しただけです。

①or②の戦略を明確に切り分ける。

これを理解できれば暴騰への合わせ方が上手になっていきます。

この時に①でも②でも、基準を持たずに適当にエントリーしてるとどこかでメンタルが崩れます。

「うぅぅ、、下がるじゃん涙」
「サイン当たらないじゃん涙」
「やっぱダメだ…他の手法を探そう・・・」

と永遠に手法のせいにしてしまいます。注目ポイントは良いのにもったいない。

トレード戦略を明確に切り分けて、自分が何をしようとしているか把握するようにしましょう。

そうする事で手法のコントロールが上手くなっていきます。

【スイングトレードで勝てない理由②】 ー資金管理が下手ー

多くのトレーダーは株価の値動きを当てる事に集中します。値動きを当てる力を磨くためにテクニカル分析に異様に力を入れたりするわけです。

しかし、どれだけ勉強しても100%は当たらないと思います。これを言ってしまえばがっかりすると思いますし、八方塞がりに聞こえますがそうではないです。

自分で完全にコントロールできる事がありますよね。

その一つが資金管理です。資金管理を柔軟にすれば、戦略や勝ち方が広がります。

特にスイングトレードでは資金管理が上手ければ、予想を外した時もごまかして勝ちに持っていく事ができます。

資金管理が上手ければ、勝率が関係なくなる

イメージとしては50%の勝負に失敗した⇒そのまま損切せずにもう一度50%勝負に持ち込む。

そんな勝負も出来る資金管理を考える。ポジションの取り方を考える。

これが出来れば勝率の観点をカバーできるのです。失敗した時にもう一度、次の策を打てるのです。

毎月10%や20%の値動きが見込めて、上下にしっかり波打ちながら動く銘柄ならそんな戦略を組みやすいです。

だから大型株を狙うのです。だからBox時点から勝負しとくのです。

 

しかし、これが暴騰したら一気に3倍や4倍。暴落すれば一気に1/3や1/4になる。

板が薄く手仕舞いもできない。そんな銘柄だとしたら対応が難しいです。

心理的にも浮足立つと思います。

 

多くの人の課題は予想が外れた時に損切以外の選択肢が残っていない事です。だから勝率頼みの間違った考えをもつのです。

ポジションの作り方、資金管理のコツについては別記事でも書いてますので参考にしてみてください▼

【一発買いNG】なぜ、スイングトレードは分割売買が基本なのか

単純に予想が外れた⇒損切では気持ちの余裕がなくなります。

予想は外れて当然です。コントロールできませんから。

コントロールできない事に意識を取られると、予想外れたらすぐビビって手仕舞う癖だけがつきます。

だから資金管理で予想が外れた時の対応策を残す。自分でコントロールできる要素をうまく活用しましょう。

【スイングトレードで勝てない理由③】 ー精神面の考慮不足ー

勝てない人は自分のトレードを振り返らない事が多いです。人の手法や銘柄解説やトレード結果や資産増減は、熱心にみてるのにです。

よそ見ばかりして、反省しない人は成長しません。それをわかっていてもできない事が多いです。

 

だってめんどくさいから。普通の人間は目新しい情報の方が好物だから。

 

でもそれトレードの前に自分にも負けてると思いませんか?

頭がいい人でもこうなりがちです。頭がいいから、もっと効率良く楽に勝たせてくれるノウハウ無いか?となるわけです。

ただし実際にそんな効率よく勝てる人を僕は見たことがありません。コツコツやらなければうまくはならない。

例えば、実際にトレードをして損切で終わった。では損切で終わった事に対して、想定内なのか、想定外だったのか。

想定外だった場合、何を改善すれば課題がクリアしそうかを考えていくのです。

毎回トレードを振り返っていますか?

せめて週次や月次でそれが出来ていますか?その当たり前の取組みが株の世界ではできなくなる人が多いのです。

失敗した時に失敗した理由を、評論家の言う事とか、資産持ってる風のSNSトレーダーの見解を頼ってしまうのです。

 

Twitterでも銘柄煽り倒してる人がいますね。それで株を暴騰させれる人は、素直にすげえなと思いますね。勝つやつが正義です。

でも、煽り屋は素人に対していつも欲望通りに動いてくれてありがとう、ちょろいね。と思ってるはずです。

・・・舐められてる場合じゃないでしょう。

それでもかまわないと言えば構わないです。

そういう欲望通りに動く人間が多いから、株式市場の癖や流れは永遠に変わらないという側面もあります。

でも、勝ちたいんですよね?皆さん勝ちたいからわざわざ命の時間を割いて、こんなブログも読んでくれているわけです。

今日限り、ここで覚悟を決めましょう。

見るモノはチャートのみで大丈夫。その前提での気付きなら、僕が感じてきたヒントを共有できます。

日々の情報は意外と大事じゃないです。その事に気付いてないだけです。発信者側からすると気付かせないだけです。

大事な事はやってはいけない事をやらない事。つまり人間の欲と恐怖に勝ち、精神管理をする事が大事です。

自分を振り返る事でそれが本当によくわかるはずです。

【スイングトレードで勝てない理由④】 ートレードとの距離感が悪いー

トレードとうまく付き合って生活できているでしょうか。自分が心地よく感じる距離感が大事です。

例えば、相場を見る時間帯はどうでしょう。

練習では日足の形をみながらやっているのに、本番では日足が形成中のザラ場を見てトレードしてませんか?

もしくはトレードはしていなくても、チラチラ見て一喜一憂してませんか。毎日感情を揺さぶられて慌てた結果、前日に決めた方針を忘れたり変更しがちじゃないですか?

現状のトレードルーティンで精神状態を維持できますか?

ここまで読み進めてくれた方は株でお困りの事があるでしょう。でないとこんな記事を時間かけて読んで頂けないですよ。

だからこそ、そもそも論で聞いてみたいです。


・あなたはザラ場を見る練習はしていますか?
・時間足をみたり分足を見たり、日足の形成される途中を見る練習をしてますか?
してないのにザラ場を見てるんじゃないですか?
・ザラ場に出たニュースを正確に判断する知恵と経験はあるのですか?

・ザラ場の動きをみて、トレード方針を変える実力があなたにあるのですか?
・毎時間チャートを見過ぎて、それが不要な想像力を掻き立てて自爆していませんか?
・毎時間チャートを見過ぎて、途中でSNSも見て、目や体も疲弊してませんか?


きっとやってると思います。それをやってるから冷静な判断はできないですよ。毎日疲れているから。

それをやってるから負けてしまっている事を僕は疑っているわけです。

・いつも違う事をしてるから、
・いつも慣れない事をしてるから、
・いつも異なった前提条件で決断を求められているから、
・いつも精神的にきつくなってしまうのです。

脳は意思決定に最もエネルギーを消費します。毎日イレギュラーな判断をさせ過ぎて、疲弊させてるのです。

それでは正常な判断が出来なくなります。あなたの本来素晴らしいハズの人生の質が下がってしまいます。

相場との距離の取り方

どんなパターンでも利益を取る、いつでも毎日利益を取るという目標を持たないでください。

僕のトレード時の気持ちは、俺のゾーンに入ってこい」です。

この範囲に来たら、自動的に勝負してやるよです。

「来いよ、待ってるから」という気持ちです。カウンタータイプです、知らんけど。

 

死ぬ程強気な事を書いてますけど、こうゆう気持ちです。

追いかけない。自分の作った勝ち方にハメ込んでいく。

 

当然、本音ベースではキツくなる日もある。だから、日々練習をして不安を消していきます。

自分と確認するんです。やっぱりチャート上でこうなるよな、このトレードを続ければ勝てるよなって。

何回もパターンを反復しとくのです。頑張るのは練習だけです。

本番は自分で決めた前提・ルールを信じて、ルーティンで流すくらいの精神状態でないと間違いなくメンタル的に生活がしんどくなります。

トレードルールや方針は決めておきましょう。

・ザラ場はみないと決めたなら、引け前までは見ない。
・引け後に見ると決めたなら、引け後に見る
・ファンダやニュースを見ないと決めたならみない。
・指数や先物、為替を見ないと決めたならみない。

ニュースもみなくていいです。チャートが破壊されるような事象はそもそも年に何度も、月に何回も起こってないですよ。

でもそんな事言ったら盛り上がらないじゃないですか。

つまらないでしょう。テレビ新聞が。報道ネタがないじゃないですか。エンタメ要素がいるんですよ。

トレーダーにとってそのエンタメ要素はクソ邪魔です。僕にとってはう●こに等しい。さっさと流してください。

エンタメはエンタメ分野で楽しみたい所です。トレードとは完全に切り離しましょう。

自分にとって適正なトレードを作るべし

日々ストレスを感じるようなトレードはやめましょう。いちいち心が揺さぶられると自分がモタないです。

一撃逆転異常な月利を求めて毎日忙しく情報探して、一か八かに賭けるなら、

落ち着いてコツコツ楽に安定的に利益を上げていける方法を目指していきます。

生活に馴染ませやすい事がスイングトレードのメリットですが、そのメリットを享受出来なくなっている人が多いです。

儲かる情報を手に入れたい欲望と、儲かる情報を見逃すわけにはいかないという恐怖に囚われてね。

やたら監視銘柄が多いとかダメですよ。そんな多数の銘柄を処理できない。

自分の生活とトレードは適正な距離を探りながら、トレードを確立していきましょう。あなたと他人は違います。

自分にとって適正なトレードスタイルを見つけて欲しいです。

外部に答えを求め過ぎるな

トレードに関して、繰り返し答えを求めたくなる事があります。誰かの答えや回答を見る事はできます。

ただし、自分なりの答えを出さずに人に依存する癖がつくと自立できません。

自分で考える癖が無くなると、何か不安になった時にSNSや掲示板や人の解説を見にいきます。

人の解説を見て、利確や損切の判断も含めて、完全に思考の背景をインストールできるなら問題ないです。

でもそれはなかなかできないはずです。性格も感性も資金力も違うから。

自己解決する力がつかないのがトレードにおいて最大の不幸です。自分で選択できない奴はいつも養分候補です。

トレードはイレギュラーや変形も多い中で決断の連続です。だから、自分で考えてみる・確かめてみるという工程を省略すべきではないのです。

ただ気持ちはめっちゃわかるぞ

誰かに答えを教えて欲しい。それで解決できる事はちゃちゃっと解決したい。

僕もずっとそうでした。でもある程度は自分でやらなければならない事も多い。

たしかにそうはいっても、最初に手法や考え方や検証方法が本質からズレてしまうのは問題だと思っています。

その本質的に大事だと感じているヒントは僕も発信していきます。

早く自分のトレード基準を持って、自分で軌道修正出来るようになるのがベストパターンです。

そうなって株トレード上達のサポートをするのは楽しいです。

株トレードを仕事に出来たら熱も乗せられるから、こうゆうコラム的な事も含めて共有しているのですねw

たまにびっくりするくらい熱心な検証報告を頂くと心を打たれます。てめぇ、、凄いじゃねえか。。おれも負けてられないぜと感じますw

答えをあげる・もらうより、互いに成長できる方が良い

株において、一人一人課題が違うハズです。資金状況も違うし、生活状況も、現状のレベル感も目指す場所も違う。感性だって違うわけです。

一方通行の集団講義で解決できるレベルじゃないです。そんなスクールは沢山ありますが、その情報で解決できる人はかなり少数です。

モチロン商材を買ったから勝てるモノでもない。はっきりいってセンスが必要です。理由は全員が全く同じ課題を抱えていないから。

だから、まともな指導者が講義をしても結果を出せない人が出る。それは仕方ない。自分で課題を見つけて、それを解決するために必要な事を選択していく姿勢も重要です。

一方で、トレードは本来、まともな指導者と生徒との意思疎通が出来れば、ほぼ同じようなレベルまではいけるわけです。

特にスイングトレードは難易度高くないですから。難しい事はしなくても勝てるからです。

勝てないスイングトレードから脱却するためすべき事

知識や手法ノウハウだけじゃなく、自分自身の理解も深めていくといいです。

難しい事ではないです。自分が株トレードの判断をしている時に何を感じているかです。

人間は衝撃的な記憶以外は、都度、言語化しないと忘れてしまうのです。曖昧なままほっとくとすぐ忘れます。

だから、日々感じたことを記録してほしいと思います。そうやってマイルールを作っていく事の重要性を下記記事でも紹介しています▼

スイングトレードのマイルールは自分で作るべし!【僕のマイルールも一部公開】

 

①実戦⇒②振り返り⇒③内省⇒④行動⇒①実戦→②振り返り、、、勝てる人は本間にこの繰り返しです。

トレードで勝てる人は皆、”自分の勝ち方”を確立しています。だから尻軽な誘いを見ても、自分のトレードに集中できるわけですね。

他の誘いを単純に本番でやって「自分が勝てるかどうかはわからないから」です。本番で勝てるかどうかが大事です。

僕がわかっている事は「自分が練習を通してやってきたこと」それだけです。当たり前ですよね。

トレード練習はやった方が良い

練習は本間にやった方が良いです。練習もせずに株を諦めかけている人はちょっと待てです。笑

マジで感覚変わると思うので、全てをあきらめる前に練習をやってみてください。

練習をする時にはできるだけ自分の課題を明確にしてから集中的に取り組むようにしてください。

とにかく範囲は絞って集中的に取り組んだ方が良いです。

練習のやり方

<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 1963日揮 2017/2-2017/12>

僕は天井か底のBox相場から狙うという事を軸にしています。自分の中で狙い方が明確になっているからです。

上に出した画像はTwitterでも出しましたが、底のBoxの捉え方の表現ですね。

元々のチャートはこんな状態だったわけです↓

 

<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 1963日揮 2017/2-2017/12>書き込み前

練習ではチャートに対して気付いたことを書き込んでいきます。例では月足と日足を照らし合わせながら書き込んでいます。

こんな練習を例えば【底のBox圏だけ】に特化して何度も繰り返してみるわけです。

僕がNoteで紹介している練習方法は勝負する場面を特化させるようにしています。つまり他の場面をやらない様にする練習です。

特化して何度も繰り返していると気付きます。何度も書き込んでいると株価の特徴やその場面での特徴に気付きます。

だから同じ場面を本番で見た時に、頭の中で今後の値動きの基本形のイメージが出来上がってきます。戦い方が整理されていきます。

ポイントは練習時点から勝負所を絞り込むこと

バラバラな場面をやらない事、やる事を絞り込むこと。これが最優先でです。

僕はBoxを起点に練習する事が多いですが、別に【上昇トレンドだけ】でもいいわけです。

【大型株】でなく別に【新興株】でやってみてもいいのです。

大事な事は繰り返し練習をする事でその感覚を落とし込み、自分が練習通りにトレードできる事です。

テーマを持って練習する事を忘れないでください。

自分の勝てない理由になっている課題を解決するとか、自分の得意な戦い方を作るとかです。それが出来るようになる練習を日々考えていくべしです。

実戦例で確認(7735SCREENの例)

 

<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 7735SCREEN 2020/1-2020/11

見てみましょう。例えば上記の画像の場面。右端の方で10%、20%の2か所大きな上昇が出ているタイミングがあります。

ココは狙えそうというか僕は狙いました。当時の売買を振り返ってみます。

この時が大事なココが待ちわびた【俺のゾーン】ってやつです。このゾーンに入ってきたら反応したいわけです。

その発想を共有するために実際のトレード履歴を確認しましょう▼

7735SCREENに対する2020年~2022年の売買明細です。ピンク枠はチャートに出した2020年の売買部分になります。

2020年はこの上昇範囲にだけ反応し、実際トレードしている事がわかります。

ここで共有したいポイントはたまたま儲かったことではなくて、この場面が来るまで反応していなかった事です。

2020年は日付を見るとこの範囲外で一度も売買していない事がわかります。監視していただけです。

つまり勝負所の切り分けができているわけです。

勝つか負けるかじゃないです。自分の勝負所が来るぞ、そろそろ集中しろよ、、!というセンサーの切り分けです。

この場面は僕が何度も練習してきたBoxが抜ける場面だと想定しているのです。

ここで集中です。やらない事を徹底しているからこそしっかり待って、この勝負所だけに反応するのです。

他の場所の値動きは正直わからないのでどうでもいいです。この日が来るまでどう動いてくれてもいい。

勝手に動いといてって感じです。勝手にみんなであーだこーだ解説しててねって感じです。

自分がやるべき事に集中する。他の場面は見ても僕は反応しませんやっても負けるからです。

明細だとわかりづらいので下記の画像で売買ポイントを整理しておきます▼

先ほどの画像の「約10%上昇」の部分を狙いに行っているわけですね。

最初のエントリーは一度ビビって切ってるんですね。Boxの上限ラインに張り付いているけど、まだ少し確信が持ててなかった。

しかし、一度手仕舞いした翌日、即陰線否定の陽線で上げてきているので、再度買っています。

日足見てるだけですから、僕と同じような練習をすれば、基本的にはこの感覚は身に付くしできる事なのです。

 

「その後の20%上昇取れてないやん」

「だっさwww」

と思うかもしれませんが、その通りです。とれませんでした。多分違う銘柄に行ってましたww

それを言われてもメンタルブレずに同じトレードを続けられるのが、私の強さです。知らんけど。

(これは勝負しとかなあかんやつね笑。僕もまだまだ未熟だったようです。)

なぜ、この例を出したかわかりますか?

基本形が見えれば、イレギュラーに気が付くようになります。

〇いつもなら、上がるべき所で上がらない・・・弱い!

〇いつもなら、下がるべきところで下がらない・・・強い!

という感覚です。

これが相場の変動感覚を自分の体に落とし込むという事です。練習量を増やして、体に叩き込んでいくといいです。

 

この例を引っ張ってきた理由は前半の手法パートで解説した月足のW底のタイミングです。

月足の右辺形成タイミングです。ココは常に優先的に狙っているのです。実際に本番で狙っているのです。

念のためにしつこく大事な事を確認

このSCREENの例で利益はどうでもいいです。

買いポジションを作っても下がる事はあるのでだから負ける可能性も当然あるけど、やるべきタイミングでやるべき勝負をしたという事です。

 

練習時からテーマをもってやってきた事を、ちゃんと本番でもできた。

そして1年を通して他のポイントは全て無視できていた。です。

 

「最後の20%上昇逃してるやんけ。」

「二回目の上昇逃したゆうてたやんけボンクラが。」

というクレームも上等です。【手を出していない】という事が僕にとっての全てです。笑

情報を絞り、勝ち方を明確にしよう

僕がスイングトレードのアプローチを一定にできる理由は、経験済の事しかしないからです。

勝てない期間はそれこそ色んな場面で勝負をしていました。あれもこれもと知識を詰め込み過ぎて、反応する範囲が広すぎたのです。

 

だから、広くやらないようにする。

範囲を絞りこむ。決して誘惑に負けない。

極限まで情報を絞り、シンプル思考にしていく。

本番で違和感があることをしない。練習通りにやる。

 

事をずっと意識してきました。これは皆ができる事です。

僕が勝てる様になった最大の理由は自分がわかる所しかやらなくなったからです。

自分の勝負所以外はわからん、何もわからん、全部わからん。

ただ、わかる事にだけ集中する。この意識が付いてくると、相場の中での自分の仕事が明確になります。

◆相場を自分の得意な型にハメ込んでいく
◆型に入って来た値動きを自動的に処理していく
という事が出来るようになります。

それが精神的に楽だし、安定して稼げる方法だと思っています。

このブログ読者の皆さんにもそんなトレードが各々の環境に合わせてできる様になってもらいたいと思っています。

練習方法や株トレードについて個別に相談に乗れることがあれば乗らせて頂いています。

何か課題や困りごとがある方はご相談ください。一緒に解決法を考えてみましょう。