【スイングトレード売買ログ】月足を使った短期Boxトレードの勝ち方

こんにちわ、ロットです。

今年もクリスマスを意識し始めるタイミングですが、皆さん株トレード力の向上や練習の成果を積み上げられてるでしょうか?

 

実際にスイングトレードで勝ち始めていたり、月足を使った練習の成果を実感しているという旨のご報告も頂いており、大変嬉しく思います。

 

そんな中ワタクシはといいますと、8月にトレードの練習Noteの購入者様向けに「通話コーチング」という形の直接サポートを導入させて頂いて、

当初からの購入者様へはそのままノリで無償で対応したため多数の皆様が参加されるというイベントが発生しました。思ったよりご連絡いただけて好評でございました。皆さんもお時間いただいて有難うございました。

 

「通話コーチング」では基本的に相手の現状を把握して、
・トレードで勝つためのヒントを出す。
・自分がやるべき事に気付いてもらう。
・伝えられる情報の出し惜しみはしない。

をテーマに全力で伝えようと思っておりました。

さらに今回はNoteの特典という事で限られた時間の中でしたが、結構全員時間をオーバーさせながら皆様付き合ってくれました。

 

まあ、どういたしまして。←!?

 

株トレードって判断が正しくても、両面の結果が出る可能性がありますから。ここの捉え方が経験値がないと難しいんですね。

 

皆、正解トレードでの利確だけを求めて挑んできますが、大体は正解トレードの範囲での損切に心を乱されてしまうわけです。

未熟なうちはその1つの損切で崩れていきます。巷にあふれる勝率の罠にもハマっているからですね。

 

「利益と損失はセット」という事を忘れた瞬間に無謀なトレードをしがちです。

 

この意味を理解しながら正しいトレード姿勢を身に付けていくためには、

やはり一緒にトレード上達の過程を確認しながら進めた方がブレないんですよ。

それがやれればマジで成果は出ます。

 

自分で努力できる人は情報を上手く使って自分で自走してもらえればいいけど、結構それができるセンスのある方は少ないですね。僕の体感ですが、ほんの数人くらいしかそんな才能の方とはお会いしたことがないです。

 

でも、なかなか100人中100人と個別に、一緒に長期間進めさせてもらう事は難しいわけですよね。

 

なので今回は短期間で色んな状況の方と面談してみて、僕自身も多くの学びやあらたな気付きもあったので、読者様のためになる形でポイントを共有させて頂こうという運びでございます。

目次

改めて短期トレードを実戦しようと考えた理由

8月から実際に皆さんと会話したりする中で、読者様の現状のトレードのレベル感や課題がわかりました。

その中で色々と感じたことも合って、練習Noteの理論をそのまま使える形でもっと短い期間でのトレード例の雰囲気も共有しておくといいのかなと思いました。

まず皆様のトレード資金には幅は色々ありますが、ざっくり30万~400万くらいの幅で用意している方が多くて、200-300万あたりがボリュームゾーンだとわかりました。(1000万以上の人も数名いましたが)

既にトレードが十分に上手い人もいました。w

〇いやいや、僕がやりたい事そのまま再現出来てますやん。
〇僕と同じ銘柄をやってたんですね。
〇この人はこれまで掴んできたノウハウが悪いだけでセンスがある
〇僕よりうまいんじゃないの?と思うくらいの人もいました。w

その一方で、

色んな勉強をしたり、スクールやコミュニティで学んだ経験があったり、、、という過去があったりしながらもうまくいかず、本当にトレードが上手くなりたくて本気で学びなおしたいと考えて、相談に来てくれている人もいました。

どうやら、僕が兼業トレーダーであり、比較的生活サイクルも皆さんにも近い状況だという事も背景にはあるようです。笑

 

例えばですが、そんな中で僕が、

・ここで仕込んで仕込んで、合計5000株仕込んで、、、
・合計10000株仕込んで、、

「ワントレードで100万儲かったでー!」

と勝ったトレードだけ連続でドヤ披露しても、

●自分にできるか?
●上手い人はそんな毎回勝つの?
●自分はバカだから出来ないかも・・
●そこで両建するトレード資金は無いぞ
とか変な焦燥感を生む方もいらっしゃるでしょう。

なので、たまには短期の短いBoxトレードや、リアルで生々しい、
・期待が外れた時の撤退シーンや、
・再現のイメージが持ちやすい簡単なトレードも
共有できた方がいいかと
思いました。

実際に、トレードは損失が少なければミスはしても良いのです。

失敗はよくある事です。

それを勘違いせずに、何を考えて撤退したのかの理由が常に整理されていれば、トータルで勝つ戦略をしっかり実行していけるようになります。

わざわざ負けてるシーンを見せる発信者はいない

株のドリーム部分だけを魅せるのは、例えば、bnfさんやテスタさんの様な本物の投資家に任せればいいと思っています。(褒めてます)

 

僕は実際にトレード界のスーパースター路線は走れないレベルです。

であれば、僕の役目は凡人でもリアルにできる事、普通の人でも再現確率が高いトレードを追求して伝える事です。

 

株の発信者はたくさんいますが、
リアルを見せるために、泥臭い失敗を見せる事の出来る発信者は少ないハズです。

僕は有名人と違って今はこの活動を個人でやっているから、
周りへの忖度は関係ないし、別に仕事もあるし、トレードでも勝てるから、正味問題無いです。w

 

負ける時は普通に負けてますからね。

 

皆んなが負ける事がダメだと思っているから、そのニーズに合わせて発信者や詐欺師側も高勝率・毎日爆益の神ブランディングに走ってしまいがちですけど、

スイングトレードの本質はそこじゃないんで。そんな事では経験者の目はごまかせないので。w

本来は負ける事がダメなんじゃなくて、正しく負けられない事がダメなんで。

負けた時の処理の仕方、受け入れ方が大事です。

そして何より僕は自分がトレードでうまくいってなかった時を思い返すと、

作り物の金持ちトレーダー理論じゃなくて、もっと身近な自分に近い感性や状況のから相場のリアルを教えてもらいたかったな

と思っています。

 

相場のリアルは成功も失敗も含めてです。それを早く知ってたら、もっと早い段階でこのゲームの自分なりの攻略法を見つけていたと思う。

まぁでもそれは自責思考の大人から言わせたら、そんなもん自分で気づけや。どこまで甘えとるんやお子ちゃまがって話なんですけどね。w

株トレードは人生を支えるのに効率がいいツール

ただ単純に僕は株トレードは人生の中で好きな事の1つで、だから頑張れたのと、普通の人が収入を上げるのには結局株トレードが長い目で見た時に超効率が良い事を実感してきたので。

だから僕の発信テーマは「人生を豊かにするために1つのツールとして、トレードを扱えるようになろうや」っていう感じなわけですよね。

 

このブログや発信活動はいつも読者の皆さんのためを思って内容を考えて発信していますけど、もちろん一番は自分のためですよ。

自分が学んだ事をアウトプットして、自分にさらにノウハウが身について、もっとトレードも上手くなる。そして今の時代、トレード力と同様に発信力を磨いていく事も大事ですからね。

 

その自分のための努力過程が皆さんの役に立って、喜びの声が届くようになるとそら嬉しいですよね。好きな事だから。

こうゆう自分が心から正しいと思う、楽しいと思う活動に人生の時間を振っていきたいわけだ。

 

正しくないと思うものでも正しいと主張する生き方をわざわざしたくないわけです。不器用ですから。

そのための個の力をつける取組みですよ。

最低限の生活が株トレードで担保できれば、生き方の選択肢が増えます。

だから株トレードを頑張っとけば嫌な仕事は「辞めてしまおうかな」という非常に心強い選択肢を常にベンチに待機させられます。w

その辺の感情の保険にも株トレードって最高に都合いいなと思うんですよね。

 

株で最低限の生活費カバーできるようになってやれば、

後は好きな事を仕事にしてみるとか、自分が本当にやりたかった事に挑戦するとか、地元に住むとか、田舎に住むとか、とりあえず暇になってみてもいいじゃないですか。

シンプルな月足スイングトレードを理解する。

さて!

月足でトレードチャンスを狙っても、相場にはチャンスがたくさんある事やチャートだけで通用する事、

Box理論が機能する事のイメージを自分の中にもてることが大事です。

 

そのために継続的に練習して自立したトレーダーを目指しましょうという方針で当ブログはやってきています。

 

そこで練習の補助として、リアルかつ、こんなもんで良いのかというシンプルなトレード例を出しておく事も大事かと思いました。

 

なので、今回は月足も使った短期Boxトレードの実例中心に紹介します。

スイングトレードのリアルな勝ち方を知る。

今回僕が思ったのは、失敗してるトレードや、あまり想定通りにならなかったトレードも実際にはよくある事に気付いてもらう事が大事だと思いました。

 

トレードというものはトータルで勝つのです。

特にスイングトレードでは失敗は多くなる。でも、利益を取れる時にしっかり取るからトータルで勝てる。

 

そら全戦全勝のスーパースターになりたかったけれど、僕みたいな普通のトレーダーは勝ったり負けたりが当たり前です。

それでも、

負けトレーダーで生涯を終えるつもりはサラサラない。
全勝じゃなくても、トータルで勝ってやるさ。
それが俺様の生き様だ。

という感じで自分を奮い立たせて勝ったり負けたりでも一貫性のあるアプローチをして勝つっていうのが我々の見せ場ですよね。w

そのために大事なのは成功時も失敗時も、「何を考えて勝負して、何を狙って判断を下して、結果をどう受け止めたか」です。

このあたりの要素を常に言語化できていれば、着実に自分を改善していく改善策を打つ事が出来ます。

スイングトレード実例共有の意図

儲かりました系の話ばかり自慢してると結構いやらしい感じが漂うのと、

即金目当ての下品な人が集まるから辞めた方がええでと信頼してる奴からアドバイスを受けたので可能な限り辞めてました。

 

なるほどな、確かにその通りやろなあ。

それやってたらアホそうなヤツの集まりになるやろなー、とロット君もアホなりに納得感があったものです。

限られた人は知ってますが、このブログの開設初期は、メインのその辺をモロ出ししてたんですね・・・w

 

まぁでも、たまにはヤらしいのもあった方がわかりやすいかなと思って。←

 

当ブログ読者には前向きな人間で知的な方々が集まってきた事がわかっているので、本日はわかりやすくいきましょう。

月足を使った短期Boxトレードの実戦結果について

という事でコーチングで気になった課題を受けて課題克服のヒントになればと、

9月から3カ月間、月足も使いながら短期トレードをやってみました。

 

ここからは実例を見てイメージを深めましょう。

まずは9月~11月にやったトレードの前提条件はこんな感じです。


◆前提条件について◆
-トレード期間:2023年9月から11月
-保有期間:エントリー後、1日-10日くらいホールドを想定
-取引ロット:300万前後
-同時トレード銘柄数:3銘柄~5銘柄程
-基本戦略:短期勝負

【備考】
・エントリー判断は日足で行う
・発注タイミングは当日14:40-以降、もしくはエントリー判断日の翌日に前日終値指値・寄付成行の3種類
・利確・損切には指値・逆指値も利用する
・勝負所の動きを否定確認で損切。
・片張りの順張りを基本とする
・動きが出たポイントで仕掛ける。
で、それなりに短期で銘柄数を回してみる形を取るように意識しました。


◆結果について◆
-総トレード数:31回
-利確:21回
-損切:9回
-勝率:67%

【備考】
・1回のトレードが利確で終わったか、損切で終わったかだけで勝敗は分けています。
・今回は短期でちょこちょこ決済してますので、勝率はこんな感じになっていますが、
利が乗った時にもう少しスイング期間を引っ張るなら、勝率を落としても全然OKです。4割5割でも十分勝てるルールを組めます。

【3カ月間の実戦結果】

【9月のやつ】

【10月のやつ】

【11月のやつ】

特に狙ってないけど、毎月似たような結果になりましたね。

左下の「該当件数」が多すぎてビビるのは、約定タイミングの関係で明細表現が分かれるからですね。

もうちょい見やすいと嬉しい。

 

たとえば↓

お前どんなけ日本製紙フェチやねんwww

っていう感じに画面いっぱいに履歴を並べてしまったり、

日本光電工業さんから相当嫌われてるんですねwww

っていう感じにマイナス7連打で完全に誹謗中傷されたりしてます。

 

大事な事ですが、売買明細整理するの大変ですよね。笑

 

ポイントを抜粋してまとめていきます。

普段のトレードより短期重視で銘柄を回す事を意識したので、トレード回数は多いです。

 

そうゆう意味では労力的にはあまりよくないトレードです笑。

 

本当は天底Box狙いに慣れてきたら、銘柄数は少なくして戦う方が良いです。

ちょこちょこトレードをやるより、トレード銘柄やトレード回数は少なくして、大きく勝つ方が楽だしトレーダーとしてカッコいいから。と僕が考えているからですw

 

ただ、今回トレードの回数を増やしたのは改めて伝えたい事が2つあったからです。

それは、

【今回伝えたかった事】
焦らなくても毎月トレードチャンスは色んな銘柄にある事
②勝負所を外さずに粘り強く仕掛ければ、トータルで勝てる事

この2つです。それを僕自身も実際の相場で改めて確認したかったのです。

トレードのポイントをまとめます。

全トレードは書けませんので書きません。下記のポイントで共有します。

  1. 成功パターン
  2. 失敗パターン
  3. 決算の時

にわけます。

①成功パターンはさらっと見ておきましょう。トレード理論が良く機能する事を理解できれば良いです。

②の失敗パターンの認識が大事であり、失敗しても常にトータルでプラスにするのがトレーダーの仕事であり生き様なので、今回はその泥臭い仕事ぶりを共有する事にします。

③の決算質問はまあめっちゃ多い質問ですね。決算について、本間によく聞かれます。

決算発表時は暴騰・暴落の値動きがよく出るから、みんなとりたいんですよね??笑。わかりますよ。

 

でももし僕があなたのパワハラ上司であれば、「まず君はどう考えるんだ」という事で、

頭をひっぱたいて、バイクで引きずり回してから、厳しく質問を入れたい所ですが、

本日はまあまあトレードのお上手な優しい先輩キャラとして決算に対しても「考え方」を共有していきましょう。

決算以外では、9月や10月の相場は荒れたと言っている人も多くおられましたので、9月-10月を中心に見ていきましょうか。

①成功パターンについて

はい、それでは成功例はサクッと行きましょう。

いつも発信している僕のロジックに基づいてスイングトレードしている事が伝わればここはそれでいいです。

◆ここからのチャート確認の前提◆
・基本的に日足チャートと月足チャートを同一画面に張って確認していきます。
・「月足」チャートの一番右端の月に、日足でトレードしていると考えて下さい。
・つまり、表示するチャートは前月に銘柄選定をして準備をして、当月に狙ったという事です。

最初にこのチャートを見て下さい


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 1801大成建設 日足>

ちなみに、この最初のチャート見たら僕が何をしたいのか、狙い分かりますよね。

なんでここでエントリーかわかる人が絶対にいます。

なぜ、この銘柄が監視リストに入っていて、
この日・この場所・このタイミングでエントリーをしているのか理由がわかるはずです。

上昇開始後の止まり方、日柄、そして最初の急落、その後の戻し方、、、いつもの天井Boxのパターンです。

Noteの補足資料でも何度も出している、このチャート全体の動きと前後の流れ、鉄板パターンです。ココは勝負しやすいのです。

 

そして、この節ではうまくいった例を紹介していますが、エントリー時に注意すべき事と、損切の場合はどうなるかがイメージできるはずです。

 

既に天底Boxトレードのイメージが出来ている方はおそらく僕にトレード指導したくなっているでしょう。

●本当は前月の上げも買いで取ってからの方が、この売りは戦いやすかったやろ
●もっと上から売り仕込みしろよカス
●利確位置ミスったんですか、やっぱ雑魚トレーダーですね?

と突っ込みも冷静に入れていただけると思います。

 

これがわかったらそろそろあなたも株トレブログフェチです。一緒にこれからも勝っていきましょう。

月足チャートは前月月末どうなっていたのか?


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 1801大成建設 月足>

月足はこの状態をみて監視リストに入れました。

この月足を見て方針は、
【翌月の狙いは天井Boxが継続するならば4本目は陰線月だと想定し、日足で売り場を探す】事に決めました。

上記の大方針を持ちながら、

【この後の想定の動き】
Ⅰ-.Boxが継続するなら日足で売り場が出来上がり、月足が陰線になる(下げのパターン)

Ⅱ-.Boxを抜けて再上昇に向かうなら売り場はチャートに出ない。もしくは売り場を一度出現させても、それを否定しBox上限をブレイクする。(再度上昇のパターン)
Ⅲ-.もしくは上限でこのまま動きが停滞する。(横ばいBox継続のパターン)

という大まかな道筋が立てれます。Ⅰ~Ⅲのどのルートをたどるか日足で探っていくわけですね。

ポイントはこのシチュエーションであれば、Ⅱはスルーする事です。

ココでよくある鉄板ミスが上位足を見ずに、「日足だけ見て、移動平均線の並びがパーフェクトオーダーなので、押し目を買う」ですが、

その中途半端な移動平均線分析を覚えた人はわかると思いますが、その発想では利益が残らないハズです。

 

大局的にはBoxですし、このパターンで即座にブレイクは考えずらい。上へブレイクする時はもう少し限定的です。ここは売り目線になる様に感性を変えましょう。

成功角度の低い順張りほど危険なトレードは無いです。

避けて下さい。はっきり言って成功角度が低いなら逆張りの方が安全です。

こういった思考の背景があって、もう一度トレードした時のチャートを出します。

【トレード実例】1801大成建設のトレード


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 1801大成建設 日足>

そう考えていると、月初からいきなり売り場が来ました。※最初のピンク色の線の所

ここでエントリー理由を整理しておきましょう。

月足狙い 

  • 天井Box 4本目の反落狙い

エントリー理由(日足)

  1. 上昇3カ月 前回高値で株価は止まっている
  2. 9月末の否定足出現 → 10月に窓あけ陰線
  3. 月初20日線(21日線)割れ

→Boxの下限まで下がり、反発してしまったため決済。この月で一気に底抜けるパターンならば、株価は戻らず突っ込む事が多い。

【トレード実例】6752パナソニックHDのトレード


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 6752パナソニックHD 日足>

もはや語る必要は無いですね。一応語りますけど。

大成建設とほぼ同じ狙いです。

月足狙い 

  • 天井Box 5本目の反落狙い

エントリー理由

  1. 上昇3カ月 前回高値で株価は止まっている
  2. 前月末の否定足出現 → 窓あけ陰線
  3. 月初20日線(21日線)割れ
  4. 今回は月足レベルで前回高値もある。
  5. そして、9月のBox上限での動きも大陽線を否定し続けており上値が重い。だから月初に勝負所が来る可能性が高まる。

→利確はBox下限に指値を置いていました。
前の例の大成建設と同期間にほぼ同理由で同時期にポジションを作っていたため、
大成建設を引っ張って利益を狙う用パナソニックは一旦の反発を警戒してとりあえず利益を取っておこうという判断で決済です。

一度失敗したけど、上手くいかせたパターン

次は成功パターンですが、一時両建ての変形になります。

さっきの例では初手で順張りがうまく機能しているので、トレード日数を2-3日で終えていました。

しかし、今回は初手で失敗しています。そのままホールドして10日程かけているパターンです。

ではポイントはなぜホールドしたのか、を説明します。

【トレード実例】5101横浜ゴムのトレード


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 5101横浜ゴム 日足>

月足狙い 

  • 天井Box 4本目の反発陽線狙い

今回も月足Boxの4本目を狙っています。大成建設、パナソニックの例と異なるのは、前月が月足陰線で終わり、Box内の下限に株価が位置しています。(月足の一番右が当月月足、右から2本目が月足です。)

天井圏のBox(上がってBox)ですが、ココでは戻しの上げ狙います。つまり月足の陽線狙い、買い目線です。

 

覚えておいてください。この辺の位置で売り目線を持つのは結構ダメです。

ここでの売りは後で紹介しますが、限られた条件が必要だと考えています。通常は避けて下さい。

 

ちなみに僕の商船三井のトレードレポートで言うと買い③の場面にあたります。全く同じ発想を持ってトレードしている事に気付くはずです。

 

チャートに戻りましょう。

最初の陽線で仕掛けていますが、【①買い】は失敗し、下がってきました。

 

・・・これで良いのです。

 

最初の【①買い】を決めたエントリー位置での想定は下記のⅠ~Ⅲの通りでした。

【この後の想定の動き】
Ⅰ-.このまま、まっすぐ数日でBoxの上限まで上がる。

Ⅱ-.一度Box下限まで押してくる
Ⅲ-.20日移動平均前後でもみ合う

まずはⅠの希望に賭けて、とりあえず買いを仕掛けているわけですね。

 

この想定を持っている中で、【②売りヘッジ】の判断を入れた日のタイミングでは、

Ⅰの選択肢がいったん薄くなり、ⅡかⅢのパターンに移行する可能性が高まっている事を感じ取っていきます。

 

この時、後の展開を考えると、
・買い手にとって良いパターンは、下落が下限で止まって上昇へ切り返す事、
・買い手にとって悪いパターンは、下落が下限で止まらずに底を抜けて下落する事

です。つまり【②売りヘッジ】を入れた日はそのどちらになるか見極める間ヘッジしておこうと考えました。

 

この下げがまだ上昇の可能性を残す下げなのかを見る必要があります。

仮にBoxが崩れるとすれば、少なくとも一度下限を割ってくるはずですから。

逆に言えば、下限を割らなければまだBoxが継続して、当初の狙い通り上昇の可能性が復活します。割った場合の展開はココでは省略します。

 

それを見極める間に一時的な下げを売り玉でしのぐという戦略ですね。

この売り玉の1番の狙いは買い玉の一時的な損失を耐えるため、2番目はあわよくば売りでも利益を取っておくためです。

 

そしてBox下限に下げて来ました。

ココが勝負所です。漢はココで仕事をします。漢の仕事場はチャート上です。

 

真の漢はSNSみてキャッキャ(´∀`*)ウフフ、とかしません。

それは可愛いギャルの仕事です。

強く美しい女性も、常に自分とチャートと向き合っているから美しさに磨きがかかっているのです。

 

だから合言葉は「いちいち下がった理由をSNSでチェックせずに、チャート見とけ」です。

・・・さて、再度横浜ゴムのチャートを出します。


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 5101横浜ゴム 日足>

下げてきたBox下限際での攻防に注目しています。

売りヘッジを入れた後、20日移動平均線を割ったところでさらに売りサインが出ました。陰線で20日移動平均線を割っていますが、これはミクロの組合せで見ると弱いサインです。

 

しかし、翌日は陽線となり下がらない。(③売りヘッジ決済の陽線)

ココで、下げの日柄や前回安値も存在することを加味し、下げが止まり始めていると捉えます。

直近3日間のロウソク足の安値も切りあがっています。これを見て【③売りヘッジ決済】をしています。

この時はまだもう一段下がったら売りヘッジを入れる必要がある事を想定し、気は抜きませんが、一気に下落してBox下限を割る時は限定的であり、割り方にも特徴があります。

(本当はこの【③売りヘッジ決済】の場面で買い追加が良いです。しかし、まずは慣れるまでは安全方針でいきましょう。)

結果的には問題なく上昇しました。

Boxの上限に近づいた所を見て、決済をかけています。(④買い決済)

悔しさとの戦いに打ち勝て

この例では決済の翌日に暴騰していますが、これはどんまいという事にしておきましょう。

よく、取り逃したことをネタで悔しがっている上手い人と、本気で悔しがっている下手な人がいます。

上手い人はアレ、ギャグで言ってますからね?

 

上手い人は決済の理由が明確だからです。

話題を提供するために騒いでくれてるだけで、心の奥底ではどうでもいいのです。

 

下手な人は本気で悔しがっていて感覚でトレードしすぎだからブレブレのトレードをし続けるのです。自分の情緒が安定しない状態で、毎月の収支は安定しません。

一貫性を出せるかどうかが勝つか負けるかのポイントだからです。

 

例えば、この大陽線も決済しなければ取れたと言えますが、

一方で決済しなければ下落リスクも背負っていたという事になります。

 

自分が勝つためのトレードルールと本番の結果論は分けて考えましょう。その誤差の調整は練習でやるべきです。

 

特に今回のトレードの目的は利益の最大化やポジションを引っ張る事ではなく、短期で勝つことですから安牌を取り上限付近で決済しておきました。

 

自分のトレードを思い出して、取り逃した時のシーンをよく思い返してみて下さい。


大体は結果が見えたからわかっていたような気分になって、悔しくなっているだけです。本当にわかってるなら、ホールドしてたはずです。前日にはきっと臆病な気持ちが脳裏によぎっていたはずです。


だから、これで良いんです。

未来は誰にも読めませんから。だからチャート上でロジカルにルール通りに判断する癖をつけましょう。それが一貫性に繋がります。

 

くやしさに溺れそうになったら、ノーポジでSNSの可愛いギャルでも見て落ち着いてください。

未来を読もうと強く思いすぎる事がバイアスに繋がったり、外れた時にパニっくを引き起こすのです。

 

だから、何が起きてもカバーできるように柔軟な頭と心を準備しておこうという感覚が大事です。

その準備が安心感に繋がり、行動の一貫性に繋がると思っています。

今回であれば、初手の買いを外した時のシナリオの準備と、その時にヘッジする資金を置いておく、とかですね。

それでも怖い場合は、明らかな経験不足です。練習しましょう。

②失敗パターンについて

次は失敗してる銘柄をいきます。これが大事ですよ。

失敗は必ずある。負け方が大事だ。

負けてる人が考えがちな勘違いが、勝ちトレーダーは連戦連勝で勝ちまくっているんだろうな、です。

 

そんなわけ無いです。

 

1000万歩譲って、万が一連勝が本当だとしても、

僕の前提意識では特にスイングトレーダーは「勝率は高くなくても良い」です。

 

忘れないでください。

ここの勘違いから、全てが狂いますからね。

 

ちなみにテスタさんですら「これは大チャンスだ」と思っても勝率は7割くらいらしいですよ。
(※どこかで聞いた僕の記憶なので、信憑性微妙です)

それ聞いてどう思います??

 

僕は、
「そうか、あのテスタ神ですら勝率7割なのか」と思いました。

じゃあ、
「SNSや広告に蔓延してる専業っぽいトレーダーが、勝率8割とは信じがたい」
「株価が読めるとか抜かしてる奴も、よくても5、6割しか読めてない」という方程式が完成しますよね。

まぁトレードに慣れてたら「この手法でこの勝率が出るわけないやん」という事も、申し訳ないけど見抜くこともできます。w

 

ちょっとネタにしましたが、8割とかも本当かどうかどっちでもいいんです。

本当の人もいるので。そもそもテスタさんが本当に7割かもわからんし。

 

ただ、大事なのはテスタさんが7割だと発言してるという割と信頼できそうな事実を受けて、あなた自身がどうとらえるかです。

 

僕はそれを聞いて、自分が大チャンスを発見しても勝率7割は以下だと考えた方が良いなと思いました。

 

合言葉は、「お前はテスタさんより凄いんか?」です。

 

これで一撃で思考が冷静になるはずです。自分がテスタさんよりトレード上手いわけ無いですからねw

 

そしたら金の張り方が変わってきます。勝つための選択ができる様になります。

では、本題の失敗パターンを見ていきましょう。

【トレード実例】6849日本光電工業のトレード


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 6849日本光電工業 日足>

この銘柄はもう少し長くBoxが続いた銘柄、天井Boxの月足6本目にあたる場面ですね。

この時の狙いは、青枠のBox内の月足を見て下さい。陰線→陽線→陰線→陽線→陰線→陰線を想定しました。

つまり月足陰線でのBox割れです。抜けたら当月に20ヶ月線近辺に来る事を想定しました。

となると日足でのポイントはBoxの下限をどのように割ってくるかです。

 

その想定を下記2つのパターンで置きました。

【この後の想定の動き】
Ⅰ-.月初から売り足が出現して、一気にBox下限を割る

Ⅱ-.始値から一度下げて上げ戻すが、その戻しが浅くて再下落。月初の月足始値を月の中旬から後半に割ってくる。

このように、常に月足の出来上がりとそのパターンを時間軸をイメージしながら描いていきます。

Boxに絞り込んで練習していると、この株価の流れをイメージする力が間違いなく養われます。

 

日足を見ましょう。Ⅰ.のパターンを見越してさっそく月初の売り足で売っています。

ここでの売り仕掛けは早すぎる可能性が高いですが、下がる時は一気に下がるⅠのパターンを想定しても悪くない位置です。

その場合、月初から一気に割る可能性が高い。

 

しかし、失敗しました。

エントリー後は日足が陰線コマで横並び→陽線コマで横並び→大陽線となり、上に持っていかれてます。

 

・・・ありがとうございます、逆行して頂いて嬉しいです。

 

これくらいの感謝の気持ちをもって相場には臨みましょう。

 

最初にエントリーを仕掛けた陰線の高値を抜いて、陽線で上にいきました。

 

こうなったタイミングでⅠ-.の想定が消えて、Ⅱ-.の想定が残ります。

つまり、結果的にBoxを割れて下落するにしても、一時的に日足はBoxの中盤まで戻ってしまうケースが考えられます。

 

そして、このタイミングで新たな選択肢が見えてきました。

 

それは、

Ⅲ-.まだ下限から反発して今月もBox継続する

可能性も感じ始めたんですね。

 

月足を考察するとその可能性は薄そうですが、当初の予定通り月足陰線にならずに、陽線が立ってくるパターンも考えられるような気持ちになってきました。

その場合は、
・Box上限まで上昇してしまう、とか、
・そうなると月足の陽線が立ってきて、翌月にはBox上抜けする
いうパターンも考慮していく必要が出てきます。

 

ついてこれますか??

難しいと思うけど、イメージを膨らませてこのニュアンスを絶対理解してください。

 

負け続けてくれる奴はこれをサラッと読み飛ばしてますから。あなたはここで勝つんです。ここが勉強の勝負所です。

簡単についてこれる人はそのままで良いです(/・ω・)/

 

ここからBox上限まで反発するとトレードの時間軸が伸びて、今回の主旨とルールに合わない。

そしてトレード期間が延びるとバイアスが掛かる可能性も増える。

 

大局的には下げの可能性が残るから両建てにして売りあがりを検討してもいいが、今回は時間かかる可能性もあるし、損は早く落としてしまおうという方針です。

 

なので、ココでは早めに損切決済をするという選択しました。

やはりBoxの下限の売り仕掛けは危険が伴うのです。

 

では、次の例です。

【トレード実例】1721コムシスのトレード


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 1721コムシスHD 日足>

今度も天井でのBoxパターンですね。下限が決まり始めて、上限までの反発を狙っています。

月足狙い 

  • 天井Box 3本目の反発陽線狙い

本来は前月末のもみ合いで仕込んでいくという方がポジションの作り方的には安心感があると思います。

が、今回は短期かつ明確な動きが出てからがテーマですから、動いてから順張りで狙いました。

そのエントリーポイントにピンク線の陽線を選んでいるわけですね。

前月の月末陽線ですら仕掛けない慎重っぷりです。w

 

しかし、翌日に即否定する形で包み足が出ました。前述の横浜ゴムの時のトレードと同じく、また逆行しそうな雰囲気が出てきます。

 

ここは、横浜ゴムの例と同じくBox下限まで近いです。つまり、売りヘッジを入れて付き合ってもいいと言えます。さっきの日本光電工業の想定パターンと比較して、そんなに時間かけなくても対応できそうな可能性が高いからです。

 

でも、損切で終わっているわけです。

 

横浜ゴムとの違いは何でしょうか?

 

今回は決算発表の日が近かったからですね。

横浜ゴムと同じようなポイント(当月日足の7本目)で大幅反発してますが、これは決算による暴騰です。

 

結果論、戦い方としては横浜ゴムと同じ事をすれば、利益が取れましたが、決算をどう考えるかですね。

 

僕はリスクを下げるために決算を持ち越さない事を基本にしますので、

エントリー後早々に想定とズレてしまった時点で、ココは決算に近づく前にとっとと損切で終わらせときました。

【番外編】失敗してそうでなんとか失敗してない風のパターン


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 8570イオンフィナンシャル 日足>

これは今回の趣旨とは別ですが、例外として共有します。

リアルな建玉や追加の位置を書き込むと画像がぐちゃりすぎて見えないので、簡素化しました。

ただし、①エントリーの開始位置、②・④売りヘッジを入れた位置、③売りヘッジを外した位置、⑤売り転換した位置、そして決済の位置は記入した通りです。

 

この例での狙いの方針は下記でした。

月足狙い 

  • 底Box 7本目のBox抜け陽線狙い

実際に日足のエントリー後は初手からで仕込んだ後、Boxの高値を超えていきました。

ここで一度はBoxを抜ける可能性を見せてくれた状態です。

そこから下がって来たところで【②売りヘッジ】を入れています。この時はブレイク後にBox上限で止まる事を確認して、売りヘッジを外していく事を予定していました。

なので、後の下ヒゲ陽線で【③売りヘッジ外す】を選択していています。

その後反発しますが、月末前に陰線での否定足が入ったため、一気に当月ブレイクするか怪しい感じになりました。ここで【④再売りヘッジ】を入れています。

 

月末最終日には株価が下に差し込んできています。これは結局ブレイクしきれずにBox内にもどった可能性があります。

翌月月初からさらに沈んでいく動きを見て、Boxブレイクの可能性がいったん消えていく事を疑います。

 

その場合、再度下限を試しに下落して行き、もう一度上げを試してくる動きを待つ事になります。

 

モヤモヤしますね。笑

 

1銘柄でつないでいく時はこれを売りで獲りつつ、次は下限での動きを見極めて仕込みなおしたいなと考えていくわけですね。

この番外編の例で伝えたいことは

この例で伝えたいのはトレーダーは皆、しょっちゅうモヤモヤしているという事です。

ここでは説明のためにあえて短期トレードをやって数例だけ出していますが、

事実として僕が出した明細の「売買件数」の多さや、「31回トレードしてる事」で推察できますよね。


何度も売り仕掛けをしても思ったタイミングで下がらず、
何度も買い仕掛けをしても思ったタイミングで上がらず、
小さな損切や利確で撤退してるトレードも複数あるわけです。


全部爆益で当たってたらロット300万で3銘柄仕込んでも、月100万は常に越えれますよ。w

だから、「狙い通り」「予想通り」「一発で当てる」気持ちのいいトレードばっかりできてるわけではないですよ。

虎視眈々と本命の動きを狙いつつも、ズレた時の回避策を用意する。
ダメだったらきっちり次の狙いに移行する。

これがリアルなスイングトレードのトレーダーと相場との攻防だと僕は考えています。

モヤモヤしたトレードに引きずられて、自分のスタンスをくずしたり、戦略を忘れてリベンジトレードする事はありません。

それが王道の負け方だからです。このモヤモヤに堪えられなくて、次は早く利益を取りたくて無茶をして自滅するのです。

 

このイオンの例では1ヶ月近くBoxブレイクを狙いつつも、ブレイクできないという事でモヤモヤさせられています。

僕はそれでも時間を無駄にした、とは思いません。ネタでは言うかもしれませんが。w

 

この後、この銘柄はもう一度下限を試すはずです。

そうなれば次の勝負所がまた翌月には来ることが想定できます。またそこで反発の流れに戻るのか、Boxの底割れになるのか見極めるだけです。

 

想定したタイミングでBoxをブレイクしなかっただけで、まだ勝負は終わってないのです。まだ理論から外れていないので、次のチャンスを狙っているのです。

以前にブログかTwitterで紹介した三菱地所もそう、三井海洋開発もそうです。狙い通りのシナリオにハマらないパターンも覚悟して金を張って、一発でうまくいったというだけです。

気持ちの持ち方のニュアンスは、
✕「株価当てたぞ、ほらな??」じゃなくて、
〇「お、ラッキー✨相場様ありがとう。次もやるべき事をやりますわ」くらいの感じです。

③決算の時

最後に決算の時どうするのをサラッと行きましょう。

以前にTwitterでも発信しました。Xやけど。

 

基本的な方針は、わからない事を本番でするな、です。お金減ってまうから。

決算を避けたトレード例を少し共有しておきます。

【トレード実例】1801大成建設のトレード例 その②


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 1801大成建設 日足>

また大成建設です笑。同じ銘柄を数か月狙い続ける事はよくあります。イオンのように、常に次の戦い方を見ているからです。

一発で取り切れる事は少ないから。そしてまだ僕の中でベースになっているBox相場の根拠が崩れてないからです。まだ狙えます。12月も使えると思いますよ。

上記のチャートで大成建設を11月に狙ったのは、決算発表日まで時間があったからです。大成建設の決算発表日は11/13でした。

つまり11月に入って初旬で仕掛ける場面があれば、11/13までに決着できると考えて勝負しました。

決済は決算発表日の前日ですね。もう少し利益が乗ればホールドも考えますが、これくらいなら切っておいた方が精神的に無難でしょう。

【トレード実例】3863日本製紙のトレード


<参考:パンローリング社 チャートギャラリー 3863日本製紙 日足>

日本製紙フェチです。この銘柄の決算発表日は11/10でした。つまりここも早く仕掛ければ時間がある。そして、チャート的にはもしかしたらBox割れを狙えそうでした。

だからすかさず売りを仕掛けています。

そして、チャンスだったので、今回禁じ手の売り追加をしてしまいました。申し訳ありません、チャンスでしたから。ルールは破るためにあるのです←←!?

 

ただ、トレードは決算発表日までには終わらせるつもりでした。。

ですから安牌を取って、Box下限に向かってくれれば早々に利確してしまうつもりでした。一部をBox下限到達時に決済し、残りは決算の前日で決済しています。

もちろん、停滞したり、逆行してたら損切してましたね。含み損のまま決算を迎える根性は無いからです。

勝負所を絞ってもチャンスはある。銘柄がたくさんあるから。

今回は僕はこの検証というか本番トレードをやってみての感想は、

改めて、

相場は凄くチャンスに溢れていると思いました。

そしてそれはやっぱりチャートだけで余裕でわかるなと思いました。

このトレード期間にチャート以外で参考にしたニュースは何も無いですね。

参考にしたのはSBI証券の決算スケジュールカレンダーくらいです。w

 

上手くいっていない人の多くは、

不要な情報で目が曇ってしまい、そのチャンスが見えてないだけ、気付いていないだけ、惑わされているだけ

だと思います。

今回の紹介例は数パターンですが、
・トレード時の考え方
・範囲の絞り方
・シナリオの修正の仕方
・そして「失敗もしてるで」

という事をいくつか表現してみました。

3カ月間でトレードした銘柄

最後に短期Boxトレードで触った銘柄だけ書いときますね。僕は大型株を中心に触ります。もし大変お暇な暇人様はどこトレードしたんかな、と考えてみてもいいかもしれません。

◆3カ月間で触った銘柄◆ ※この中で複数回トレードしてる銘柄があります。
・1333マルハニチロ
・3064MRO
・5101横浜ゴム
・8570イオンフィナンシャルサービス
・5233太平洋セメント
・8136サンリオ
・8001伊藤忠商事
・1801大成建設
・6752パナソニックHD
・6849日本光電工業
・6762TDK
・5108ブリヂストン
・8035東京エレクトロン
・8802三菱地所
・2784アルフレッサ
・3401帝人
・1721コムシス
・3863日本製紙
・6501日立

・2768双日
・5411JFEHD

・5401日本製鉄
・7272ヤマハ発動機

感想としては、やりすぎです。これではトレードジャンキーですw

少数の銘柄を丁寧にやった方が良いですね。来月からはまた少数月足スイングに戻りたいと思います。w

でも、改めて確信しました。

相場では色んな銘柄にチャンスが溢れています。

だから、全然焦らなくていいです。

ちゃんと色んな銘柄が規則的に動いています

やる事を絞り込んだ方が豊かになる

得意な事に特化し、徹底的に同じ事を繰り返して勝つというを大事にしましょう。株はそれで勝てます、銘柄はたくさんあるので。

僕が初めて株トレード勝てた年も、徹底的に同じことを繰り返して勝ちました。

 

それまでの課題は狙う所に統一性が無い事が問題だったのです。

 

僕が損切して次の銘柄に移った後に、狙った方向にちゃんと動いてた、、なんて事がよくありました。

やる事や狙う所の範囲を広げすぎて、いつも考えがまとまらずにバラバラの事をやってたのです。その感覚を修正する必要がありました。

 

この時に対策した事が対応する範囲を絞り込む事でした。まずエントリーポイントと銘柄数を絞りました。

・グランビル法則の初押しだけに集中した。
・20日移動平均線を使ったトレードに特化した。
・トレード対象銘柄を20銘柄に絞った。

2018年の当時はこの局所集中戦法で勝つ事が出来ました。決めた銘柄を、決めたポイントまで追い続けるだけです。それでもトレード機会はありました。

その時、毎日・毎週、銘柄を探す必要なんか無い事を学びました。この時に初めて株トレードで勝つ感覚を理解しました。

得意な事に特化し、徹底的に同じ事を繰り返して勝つという事です。

それだけでトレード資金が年間で3.5倍程増えました。

 

ただし、年間で何倍にもするトレードをしていたということは、賢い方はリスクにお気付きだと思います。

しょっちゅうレバレッジをかけてたんですね。信用3倍で1発買いや2分割買いはよくやりました。

運よく1年は勝ったのですが、2年はもちませんでした。w

 

この行為自体はダメですが、狙い方やアプローチを絞る発想は間違ってませんでした。

何より決めた指標に集中して上手く使う、トレードする銘柄を絞るというテーマが決まり、

狙いが安定して自分のトレード基準を明確にできたのが良かったです。

 

ただし、資金管理の意識は0点で毎日エキサイティングしていてお金は増えるけど人生の質は下がって疲弊していました。www

 

これを資金管理も意識した上で、日々落ち着いた精神でしっかり利益を狙うためには、、、という課題と目的が合って、月足を使ってスイングトレードをする方法論へ僕は移行していったわけです。

最後にシンプルな短期Boxトレードの勝ち方のヒント

グランビルの法則と20日移動平均線を使った超簡単なトレードがあります。

シンプルかつ短期の片張りBoxトレードと相性ばっちりです。改めて愛をこめてこちらへ画像を張っときます。w

僕はこれの買い②の部分を中心に狙っていました

これだけで食えます。他の何もできなくてもここ極めたらとりあえず勝つことはできますよ。

 

そして、ここにBox理論の発想を入れるとチャートに命が宿ります。

チャートが光って見える様になりますよ。あ、これマジで儲かるわって。楽勝やわって。
(でも、思い出してください。トレードの神でも勝率は7割ですから、我々は良くても6.9割と考えて冷静になりましょうw

 

最近の相場(2023年9月から11月)で言うと、

天井Box系でいうと5401日本製鉄や5108ブリヂストンにそのパターンが出現しています。

底ねりBox系で言うと8570イオンフィナンシャルや6770アルプスアルパインです。下限からポジション作ってぶっこ抜く時は、こうゆう状況の銘柄が良いですね。是非試してみて下さい。

 

トレード例に出した横浜ゴムも、このニュアンスを頭に持ちながら月足のロジックを組み合わせて狙っています。

自分もこれからトレーダーとして学んでいこうという気概に溢れている方は、Noteで紹介している天底Box理論の考え方も合わせて是非チャレンジしてみて下さい。無料部分も参考になりますよ。久々のブログ更新となりました。では、今年もラスト1ヶ月ですね。できれば年越しはノーポジで!笑

練習を頑張りましょう!練習がうまくできていれば、自然に勝てる様になっていきます(/・ω・)/