スイングトレードのマイルールは自分で作るべし!【僕のマイルールも一部公開】

スイングトレードにおいてマイルールを作ることの重要性は皆さんご存じですよね。投資本や雑誌・SNSなどで勉強した情報を参考にし、「このサインを使ってトレードしよう」とか「この条件に当てはまる銘柄をトレード対象にしよう」とか利確や損切はこれくらいにしようなどと決めてスイングトレードに取り組まれていると思います。

しかし、いざ学んだ情報を元にマイルールを作って実戦してみると、

・有名なトレーダーが言っていたサインなのに、
・アナリストが推奨していた銘柄なのに、
・ベストセラー本に書かれているルールを使っているのに、
結果が出ていない
ことはないでしょうか?

確かな情報をたくさんかき集めてマイルールを作ったハズなのになぜそうなってしまうのでしょうか。おそらく多くの勝てないトレーダーが悩んでいると思います。

スイングトレードで勝てるようになるためには一般大衆の目に入る情報だけで勝負しないことが大切です。大衆向けにわかりやすく、頭を使わずに楽にできそうに改良されてしまった情報のみを参考にトレードしていては一生勝てるようになりません。

実際にスイングトレードで勝つためにはもっと泥臭い作業が必要です。本質的な情報を仕入れて過去チャートで検証もしながら、自分自身と徹底的に向き合いマイルールを構築していくことが必要です。

また、マイルールを作る際に参考にすべき情報はトレード手法だけではありません。本質的な情報は自分自身の中にも存在します。

株価の値動きに対して、
日々のニュースに対して、
仕事終わりの疲れに対して、

自分の心がどんな反応を起こしやすいのか理解する。その時、自分の反応から出やすい行動パターンを理解したうえで、勝つための投資行動へ自分を導いてくれるルールこそが、あなただけの特別なマイルールになります。

本記事では自分に合ったスイングトレードのマイルールの作り方とその重要性について解説します。後半では参考に僕のスイングトレードにおけるマイルールも一部公開します。

  • スイングトレードのマイルールの作り方がわからない方
  • マイルールを作っているつもりだが、結果が出ていない方
  • 勝っている人のマイルールの構築手順を知りたい方

スイングトレードのマイルールは自分で作らねばならぬ理由。

今回テーマのスイングトレードのマイルールは「マイ」ですから、自分感覚に基づいて自分自身でルールを作る必要があります。他人が作ったルールを見てそのまま使うだけでは、うまく自分が使いこなせるかどうかは疑問です。

なぜなら、そのルールを作った人とあなたは性格や日々の生活スタイルが異なります。もっと言うとトレードに向き合う時間やトレードに使える資金量なども異なる中で、その人に合うように作られたルールのハズです。トレーダーごとに個性があるのだから、その人に応じたルールがあって当然だと思いませんか。

イメージできるように例をあげてみます。

例えば、買いエントリー後の損切り幅は10%に設定するというルールを本で学んで、マイルールに組み込んだとします。このルールを採用すれば、エントリー後は10%逆行するまでは基本的に利益を狙いホールドすることになります。(利確ポイントやイレギュラー要素を加味するとややこしいのでいったん無視します。)

この時に自分はルール通りに10%下落するまでは無心でホールドできるのかということがポイントです。

5%下がってそわそわして株価が気になって仕方ないとか、早くポジションを決済したくなるようではそのルールではメンタル面にかなり影響が出てしまっている状態になります。

メンタル面に影響を与えずにトレードを実行するためのマイルールなのに、役目を果たしていません。つまり、自分に取って許容できる損失が10%では大きすぎる可能性が考えられます。

だから例えば、損失額が気にならない損切幅は4%以内ということをベースにエントリーポイントを見直してみる。そうすると損切幅10%で設定したときよりも、エントリーポイントは絞られることになります。

損切幅を4%にしたいのだから、10%で設定した時よりエントリーポイントは限られるでしょう。それでも10%の損切を受け入れられない自分がいるのだから、エントリーポイントが絞られてしまうことは許容して、ルールを再構築することが必要です。

このように10%の損切り幅を普通に受け入れられるか、受け入れられないかはその人の性格や資金状況、環境によって異なります。自分の性格面も踏まえて、ルールを自分に合う形で調整していくことがマイルールの構築作業になります。

マイルールを自分で作り出さなかった僕の失敗。

僕自身も自分でマイルールを開発しなかったことで失敗した経験があります。特に初心者のころはいろんな投資本を読みあさって探したり、有名トレーダーの採用しているルールを探したりして、その組み合わせだけで勝負をしようとしていました。

仮に本のタイトルに「スイングトレード」「ルール」「テクニカル」「勝率〇〇!」といったワードがあれば、もう迷わず即買いしていましたw

とにかく目につくものをすべて仕入れて、冒頭で言った一般大衆向けの情報、誰もが知っている情報を集めまくって組み合わせで戦おうとしました。正解を見つけて、手っ取り早く戦う武器を揃えるんだという気持ちでトレードに取り組んでしまっていました。

おかげで「スイングトレードのプロの情報」ではなく、「大衆の目につきやすい発信力のある人」の情報にたくさん触れることになり、本質的なノウハウや自分自身に合ったマイルールの構築には至りませんでした。

そんな状態で実際にスイングトレードを実戦してお金が増えたり減ったりするのを見ていると、

ルールを通りやっても勝てない時は他の勝てそうなルールを探しに行ったり、経験も足りずに情報収集ばかりし、心が追いつきませんでした。結果的にいつも自分のルールは正しいんだろうかと疑いながら、自信のない状態でトレードを続けてしまい、勝てませんでした。

今はトレードルールに対する疑いや不安を消すためには、正しいノウハウを自分向けに改良してマイルールを構築しなければならないと思っています。

トレーダーとして当たり前・必須なんですが、勝てない人は意外とやってません。やっててもめちゃくちゃ取り組みが甘いです。

過去チャートを確認して、ルール通りにスイングトレードを実行して利益が出るのかどうかを自分の目で確認する。そしてお金を張った時に含み損になったシーン、含み益になったシーンもイメージしながら、自分の心もついていくかを検証しておく必要があります。

そうやって、ルールを自分で過去のチャートを確認しながら開発する工程を踏むことで、本番のトレードでも本当に役に立つマイルールになってくれます。

スイングトレードのマイルールを作るために必要な手順

ここからは僕が思うスイングトレードの有効なマイルールの構築法を共有します。トレーダーの知識量や経験によって、取り組むべき各フェーズがあると思います。

①初めに.座学で勉強する(トレードの基礎情報と練習方法を理解する)

座学は意味がないというトレーダーもいます。ですが、僕はまずトレード力を伸ばすための前提知識の土台は座学でしっかり構築することが必要だと思います。

完全な初心者の場合、何が必要かというと株式投資の仕組みや、その中でのスイングトレードの位置づけ、用語も含めた基礎的な知識です。浅く広く網羅された教科書的な本を1冊、2-3回読めばOKだと思います。

もう一つは、実戦的なスイングトレードの勉強方法をしっておくことです。

多くの人は目につきやすい本や動画で手法を学ぶ→その通り(のつもりで)実践してみる。この2ステップが多いです。それだけではまあ十中八九勝ち続けられません。僕は無理でした。

勝っているトレーダーはどんな勉強をし、どのようにマイルールを構築してきたのか、構築過程も含めて知っておく必要があると思います。

この時できるだけ、トレードで勝っている人の情報に触れるようにしましょう。スイングトレードで勝ちたいならスイングトレードで勝っている人の情報に触れてください。(デイトレードで勝ちたいならデイトレードで勝っている人を選んでください。)

勝っている人は本当に違うんです。それは能力じゃなくて一般の人とは視点が違います。トレーダーなら話すとわかるのですが、勝つ人にはいつも明確な一本の太い軸があります

すべての人がダメというわけではありませんが、例えばYoutubeで登録者がめちゃくちゃ多く支持されてるからとか、凄い資格を持っているからとか、たくさん本を出しているとかの視点で情報を選ばないようにしましょう。

僕たちはトレードで勝つことを目指しています。トレードで収益をあげている人の情報こそが有益になります。

自分に合う価値観やトレードスタイルを構築している人から学ぶようにしましょう。

僕自身も今現在は副業として、スイングトレードに取り組みながら収益を上げています。スイングトレードは副業でもできて、かつ専業になった時も活用できるトレードスタイルです。それを最初から磨きたかったので、その軸で学びました。今後も一生スイングトレードの技術向上に取り組んでいきます。

ここからは僕が自信をもっておすすめする、スイングトレードで勝つためのマイルール構築に向けた実戦的な勉強方法をフェーズ1~4の段階に分けて紹介します。

②フェーズ1.過去の相場から学ぶ(チャートの特徴を理解する)

過去の相場から学ぶということを大切にしましょう。過去の値動きの事例を頭に入れておくことは何よりも大事です。

スイングトレードの上達には実戦を積み、その経験をもとにマイルールを構築していくことが必要です。しかし、実戦経験はすぐに積むことができません。さらに実戦経験がない状態でスイングトレードをしても、無駄にお金を減らしてしまうことになります。しかし、成長のためには実戦経験を積む必要がある。。

そんな時に過去の相場から学ぶということが、実戦経験をカバーするための最高の教材になってくれます。

過去の相場からは非常に実戦に近い学びを得ることができ、過去に起こった本物のノウハウ(チャート上の値動き)が詰まっています。過去チャートを見て株価の値動きの感覚を理解したり、自分がその場面になったらどんなトレード判断をすべきかを練習するのが、実戦形式でいいです。

例えば、過去チャートを活用した学びからマイルールを構築する例をあげてみます。あなたはW底(ダブル底)というパターンを本を読んで知ったとします。W底が出現したら、上昇する。少し株に触れたことがあれば聞いたことのある言葉だと思います。

W底で100%上昇してくれるなら、これで勉強は終わりです。でも実際はサインを学んだだけでは、誰も勝てないから苦しむんですよね。

どんな場面でW底が出現したら買って上昇を狙えそうか確認する必要があります。使うのは過去のチャートです。過去のチャートでW底(W底)になっているポイントを下記の例①で見てみましょう。

<参考チャート:パンローリング社 チャートギャラリー 例①>

W底が発生していますが、うまく上昇につながらず下落しています。なぜでしょうか。W底は直近のWの形だけを見て安易にエントリーしても確率が安定しないのかもしれません。どんな条件を重ねれば自分でも使えるのかを検証していきます。

下記の例②のチャートではW底形成からうまく上昇しています。

<参考チャート:パンローリング社 チャートギャラリー 例②>

W底を形成した後、しっかりと上昇しています。前の例①のチャートと比べて何が違うのでしょうか。

①も②も下落してきて、20日線に触り、W底の右辺の下落が前の高値近辺で止まったところまでは似たような動き見えます。

この止まってから鋭い上昇を生んだ例②のエネルギーは、例①となにが異なるのでしょうか。

例②のチャートの期間を長くして確認すると、答えが見えてきます。

<参考チャート:パンローリング社 チャートギャラリー 例③>

このチャートは例②のチャートの表示期間を長くしてに確認したものです。W底を確認した右端の紫カッコが先ほど確認した場面です。

この期間でみると、先ほどW底形成から多く上昇した始点は過去に何度も反発しているラインだったことがわかります。相場の流れを確認すると横ばいボックス相場であることがわかります。

ここから推察できるW底で上昇する確率が高いパターンは、下記ではないかと仮説が立てられます

  1. 過去に複数回反発している場所(上位足での重要ライン)でW底が発生したら上昇
  2. ボックス相場の下限でW底が発生したら上昇

①②がわかれば今度は、①のパターン、②のパターンに絞ってひたすら検証をしてみる。

そして①のほうが上昇確率が高ければ、「①の状況でW底出現したら買う」=「①の状況以外でW底が発生しても買わない」というルールを設定します。

自分のトレード判断を期待値の高い行動にするためにマイルール化してトレード戦略に取り込んでいきます。成功可能性が高いと自分が信じられる手法に絞り込むことが大事です。

ちなみにほとんどの人はこういった過去チャートをみて自分で検証することをしません。時間と手間がかかるからです。そんな人はW底が発生したらいつも反応して、成功可能性の低い場所でもトレードをさせられることになります。そして失敗し、W底は使えないと判断してしまいます。

人が作ったルールを覚えて、このサインは8割上がりますよ~とか、100%勝てますよーを鵜呑みにすることはとても楽ですが、あまり意味がないです。使いこなせないので勝てないです。

どんな情報も自分で確認しようとしない人は発信者の発信内容の本質や意図をとらえられません言葉だけを聞いて反応しているだけで、発信された情報をかみ砕いて自分に取り入れられるのかを考えていないからです。

このパターンが株の世界ではめちゃめちゃ頻発しています。ネタは毎年、都度変わります。経済状況や銘柄、天災だってあります。

自分で軸を作らないと、一生同じミスを繰り返しているんです。外部の情報に振り回されます。

逆に言うと、こういった練習を少しでもやれば大衆とは違う次元でトレードに参戦することができます。めんどくさいけどやれば、周りにあまりライバルはいません。一歩抜けましょう。

③フェーズ2.過去の相場から学ぶ その2(本番感覚を養う)

②で過去のチャートから練習をして、マイルールのパフォーマンスを検証します。僕がよくやるのは例えば1つ銘柄を決めて、1年間そのルールを使ってトレードをして、利益がでるか確かめることです。本番と同様のチャートを進めながら、作ったマイルール通りに売り買いできそうか、利益が出るか検証します。

この時の注意点は、本番トレードと違い時間軸(1日の体感時間)が異なることと、お金がかかっていないことです。この違いは大きいです。

また、周りからストレスを受けないので、フラットにチャートを見れていることです。Ex).SNSみてない、夜間の動きみてない、ニュースも見てない、仕事のストレスない…etc

つまり雑念がないので、本番時より数倍は冷静にチャートを見やすい状態です。なるべくリアルに本番の状況をイメージしましょう。仕事で疲れて集中しにくかったり、含み損時の不安な気持ちや、含み益に浮かれてしまうかもしれない自分を本気で想像しながら、過去チャートと向き合い練習します。

本番さながらの臨場感を大切にしましょう。目の前のチャートに集中します。練習時に真剣に取り組めていると本番では疑似体験を済ませている状態になるので、冷静になれます。

難しさは本番>練習ですが、トレードがうまくなるために重要なのは本番<練習です。

練習時から本気で本番を想像してルール通りに売買を執行できるかどうか感じながら、マイルールを調整していきましょう。

④フェーズ3.実戦から学ぶ(それでも本番は別世界)

実践から学ぶことは非常に多いです。練習ではマイルールを自信を持って執行できていても、おそらく本番ではルールを守れない自分や他者の情報に簡単に流されてしまったり、手法面以外の自分の脆さを体感することになります。笑

また、手法面に関してはスイングトレードではエントリーしてから数日保有するので、どうしても実戦のみではチャートに触れる経験値が少なくなります。それは②③の過去のチャートを利用した練習でカバーできます。

一方で、マイルールを守れるかとかメンタル的な部分ではやはり実戦からの学びは大きいと思います。基本スタンスはここも徹底的に②③の練習重視です。そして利益の出せるマイルールを構築して本番で試す。本番ではマイルールが自分の性格や生活スタイルも含めて扱えるものなのか試す、このサイクルを確立しましょう。

頭でわかっていても、本番はお金がかかります。そうすると特にはじめの頃は世界が変わってしまいます。でもこれは過去チャートを通して練習がしっかりとできていれば大丈夫です、必ず乗り越えることができます。

マイルールに基づいた過去チャートの検証で結果が出ることが心の底からわかっていれば、本番でも同じようにできるようになります。迷いがなくなるまでやれていれば、本番でもうまくいくはずです。

⑤フェーズ4.実戦結果を振り返る

④で実戦した結果がどうだったのか振り返ります。設定したマイルールは守れたのか、このままのルールでいいのか、少し手を加えたほうがパフォーマンスが上がりそうかを振り返ります。

よくおすすめすることは自分が具体的にどのタイミングで売買したか、チャート画像に落としておいて、パワポで時系列で残しておくことです。マイルール通りにトレードできているのか、一目見ただけで振り返ることができます。

また振り返りは、自分のトレードをみてうまくいっているパターンと失敗しているパターンを再確認できます。売買明細を見て、実戦結果を振り返るのは結構めんどくさいことです。

めんどくさいですが、自分の実戦で行ったトレードにはマイルール改善に向けた宝物が詰まっています自分の癖や心の状態やトレードのレベルが反映されています。必ずやりましょう。

僕のマイルール:資金管理・トレードスタイル編

手法に関しては多いので、ここでは資金管理・トレードスタイルについてのマイルールを共有します。シンプルです。

僕は日本株中心に兼業トレードを行っています。参考までに。

  • トレード資金は信用枠全体を含めて、16等分しておくこと。
  • 追加は1回。
  • 月初のトレードのみロット調整は認める(通常ロットの1.5倍まで)
  • 究極の神がかり的チャンスを感じても、一発買い・売りはしない。
  • 基本姿勢は月初~中旬を狙い、3週目以降は捨てる。
  • 月の3週目以降にやるならロットを落とす、複数銘柄は持たない。
  • 急がない。第一にリスクを下げることを優先する。
  • トレードしない日を言語化しとく。(決算前、長期連休前後、月末など日付ベースで)
  • 自信がないときは絶対にトレードしない。怖いならいくな。
  • むりやりエントリーする理由を作ってないか?そのポジションもって明日不安にならないか?
  • 月足の形が想定できる時にのみトレードする。
  • 月に1波のチャンスだと思え
  • 勝率4割以下で勝てるポジションか?
  • 月中で銘柄を増やすな。増やしたくても、その機会損失は受け入れろ。
  • ざら場や多数のチャートを見すぎるとノイズになる危険性あるぞ。
  • 月初のチャンスゾーン以外は練習や自分の成長を積み上げることを優先する。

並べたワードはありきたりなものもあるかもしれません。

しかし、僕的には自分のトレード傾向やこれまでの実戦経験を加味して、とても重要だと感じていることを残しています。これで今までの成功や失敗、反省してきた経験がよみがえるようになっています。

このマイルールにはちょこちょこ目を通して、トレードスタイルがぶれないようにしています。

まとめ

今回はスイングトレードにおいて、マイルールの構築の仕方を解説しました。マイルールは人が開発したものの組み合わせだけでは不十分です。自分で心から納得できているルールないと、大切なお金がかかっている状況ではルールを絶対に守りきれません。自分で自分に合うように独自開発し、使いこなせる状態にまで落とし込む必要があります。

それができないとトレードで勝てない一般大衆と同じ道を歩かされます。自分の戦略は見透かされているのか?というくらいずっと負けます。涙

また、人のルールをそのまま使って手早く楽に稼ごうという思考に偏ると、一生発信力のある人の情報に流され振り回されます。これが結構怖い。

自分の外側に答えを探し続けます。ノウハウコレクターになってしまいます。僕もそのスパイラルにハマった経験があります。

そうではなくルールが自分にも本当に使えるのか、過去チャートで自分で確認していく泥臭い行程も踏んで、自分にあった形に変換して再構築することが、勝てるトレーダーへの道になります。

補足:練習ソフトについて

スイングトレードで勝つためには自分に合うマイルールを自分で構築しましょう。ルール構築にはパンローリング社の「チャートギャラリー」というチャートソフトがとても使えます。

過去数十年分のチャートをさかのぼることができます。マイルールを作っていくための株の練習や、自分がトレードする銘柄の傾向分析に使えます。

株のスイングトレーダーを目指す方には必須のソフトだと思っています▼

 

スタンダード版の価格は3万円で少しお高いですが、株でスイングトレードで勝ちたい方は買い一択です。株の勉強したいという友達には確実におすすめしてますね。

過去チャートを数十年分をさかのぼり確認することができる
シンプルでトレードの検証・練習に使いやすいです。
買い切りものですので一生使えます。

月足・日足の切替やチャート表示の期間などの操作感、レスポンスもよくシンプルなので圧倒的に使いやすいです。
本チャート利用時に覚えといた方がいいコマンドは、

・Ctrl+H 銘柄検索
・shift+↑↓キーで 登録銘柄移動

・Ctrl+6 日足表示
・Ctrl+7 週足表示
・Ctrl+8 月足表示

・Ctrl+1~5で チャート表示期間を変更

僕のPCでは3か4あたりの表示でチャート見る事が多いです。

チャートをPC上でペイントしたり、印刷して気づいたことを書き込んでいくことで理解が深まります。僕はかれこれ6-7年くらい使い続けています。月換算400円くらいです。まだまだ使います。
株のスイングトレーダーの相棒として長きにわたり活躍してくれるハズなので、練習用のソフトを持っていない方は買っといて損はないです。