【1銘柄トレードで学ぶ】資金管理やポジション取りの重要性

あなたにはトレーダーとして生き残るための戦略や戦い方の軸がありますか?

トレード経験のある方ならトレード手法は絞るべきだということは知ってると思います。だから当然、この手法に絞るぞ!と一度は決めた事があるはず。

しかし、お金を張った状態で株価の値動きを見ていると、事前に準備をしていても本番では想定内でなくなってしまっている。他人の成績や発言や相場観が気になる。一度負けが重なると手法が悪いのではと疑ってしまう。

トレード軸が確立されており、既に勝てている人はこういった発信をみてもブレたりすることは無いのですが、特に初心者はブレてしまうことが多いと思います。それだけ相場には人の心を動かす魅力があります。

僕も自分のトレード軸ができるまでは長く苦しみました。株トレードに取り組んだ最初の頃は、トレード途中にメンタルや戦略がブレることが多かったなと思います。

ついついポジポジ病を発動してしまったり、大陽線や大陰線をみて飛びついてしまったり、トレンドに効率良く乗ろうとして全然乗れなかったり、散々な時期もありました。

一方で自分のトレード軸が出来上がってからはポジポジ秒は治り、飛びつくこともなくなりました。メンタル的な負担やトレード回数も減り、一方で利益は各段に増えていくようになりました。

下記はその学びを発信したツイートです。↓

 

株を始めた当初はとにかく株価を当てたいという意識だったのですが、なかなかうまくいきませんでした。結果的に目の前の株価を当てる事ではなく、資金管理や環境認識や相場時期などに意識を向け始めた時からリスク管理がうまくなり利益が残るようになりました。また、トレードにメリハリを付けることができるようになりました。

株トレードには手法があってそれを扱うトレーダーがいます。当たり前ですが重要度としてはトレーダーの力量>>>手法なのです。つまり何の手法を使うかではなく使い手の力量です。例えば、トレーダーの資金管理力は大きく結果を左右します。

そして、資金管理力は1銘柄トレードでこそ開花させやすいと思っています。僕はある1銘柄でのトレードがきっかけで、資金管理の重要性に気付きトレーダーとして一気に成長することが出来ました。そこから勝ち続けることができています。(もっと早く気づいておけばそんな長い時間は必要なかった。。)

今回は「資金管理」という観点に絞って、1銘柄トレードを実戦することがなぜの修得にも繋がるかを解説します。

●株トレードで勝てていない方
●ポジポジ病が治らない方
●すぐにトレード方針がブレてしまう方
●損大利小のトレードをしてしまう方


株業界でハマりがちなワナ

前段でもお伝えしましたが、株トレードにおける重要要素はトレーダーの力量>>>手法です。

しかし、この株の世界はとにかく手法”だけ”にフォーカスしたアピールが多いのが実態です。

  • 〇〇の法則
  • 究極のテクニカル指標~
  • 元〇〇証券のトッププロが教える・・・
  • 寝てても毎月〇〇円稼げる投資法

など、まあ何でもいいのですがこの手法が一番儲かりますよ~って本がえぐい量で出版されますよね。それだけ投資本は売れるんですね。

僕も初期の頃は勉強中毒型トレーダーだったので、株本だけでももれなく50冊程は購入させて頂きました。ニーズがあるからこそ出版されてるわけで、買う人がいるから売れているわけです。もちろん僕自身本を読んだことで、非常に勉強になったものもありました。今でも参考にしている本もあります。

問題だと思うのはじゃあそれを読んで、いったいどれだけの人が勝てていますか?という所です。いくら勉強したって負け続けてる人も多くないですか?

本はこれだけ売れるのに負けてる人がほとんどなんです。例外なく僕もひたすら負けていたので、感覚がわかります。手法というトレンドを追いかけるように勉強し続け、ずっと勉強のループにハマっている時間が長く、勝てるようになるまで時間がかかりました。

手法は時代やトレンドによって切り口が変わる流行り廃りがあり、定期的に新しい切り口のノウハウが出てきます。でも実際のところトレードに100%勝てる聖杯はいつまでたっても出てこないのです。

勝つために本当に必要な本質というものは変化していません。

資金管理が雑なトレーダーが非常に多い

初心者や勝てない人の話を聞くと資金管理が雑すぎる…と感じることが多いです。そして、マジで僕もこんな感じやったなと思いだします。w

逆にこの資金管理ができるトレーダーなら、手法は何を使っても勝てると思います。それこそ専業でやってる方とかトップトレーダーの方なら、何の手法を使っても勝つことができると思っています。

彼らはどんな手法を使ってもどうリスクを押さえて、利益をどうやって作るかを自分で考え出せるからです。資金管理の重要性を理解しているからです。

僕も与えられた手法やノウハウ使って勝ってみろと言われたら、とりあえず勝つというレベルなら何の手法を使っても達成する自信があります。それだけ手法よりも資金管理の方が重要な要素です

資金管理を意識した上で手法の使い方を検討します。常に資金管理ありきです。手法という目先のテクニック・ツールにハマるのは後にしましょう。

資金管理の戦略が作れるようになってから、自分に合う手法を選ぶという順番がいいと思います。

1銘柄トレードで気づいた事(僕のトレーダーとしての転機)

資金管理が雑だと勝てない、つまり取引ロットが大きすぎたり分散投資をしすぎてしまうと勝てなくなります。監視銘柄が多くノイズに触れすぎるため、自分の軸を保つことも難しくなります。

1銘柄トレードはそれらノイズを遮断し、目の前のトレードに集中する訓練にもなります。1銘柄しか自分のトレード対象は無いんだという前提に立つと、嫌でも資金管理を戦略的に考えるようになります。

なぜなら1銘柄しかトレード対象が無い中で一発買いしたら、逆行した時に損切以外の選択肢は無くなりますし、受けるダメージも大きくなりますそして適当な所でポジションをとっても利益が出ないからです。

負けている人の話を聞くと、ほとんどの人が下記の状態になっています。

  • ポジポジ病
  • 戦略がない(日足のサイン見て即売買)
  • すぐ戦略を忘れる
  • なんとなくトレードをする
  • 当たる前提のロットを張っている
  • 自分の都合で勝ちを狙う(今月プラスに・・・とか)

これらは勝つトレーダーは絶対にしません。というか、僕自身これを何年もやりまくって負けていました。

勉強しても勉強してもぜんっぜん治らなくて、いつも最後にポカをするような形で利益を残せませんでした。

【過去の僕の挫折経験】
2019年、当時の僕は毎月営業日の20日間常に気合を入れて銘柄監視をしていました。常にトレードチャンスを探していました。
そして焦っていました。前年の2018年に3年掛かってようやくトレードで連勝して(フルレバもよくやって…)、メンタル的に苦しい中で大勝しました。この時、危険な勝ち方をしているのにやっと実力がついて勝ち始めたと勘違いし、翌年の2019年に大半の利益をあっさり吹き飛ばしましたこの時はマジでまた振り出しに戻ったようなやるせない気持ちになり、心の底からがっかりしました。原因は勝つこと、利益を取る事ばかり目指して、資金管理が雑過ぎたからです。

しかし、株を続けていくためにはこの利益を飛ばす癖を全て治して、安定的に勝てるようになるという事が課題でした。この悪い癖を治すための施策を考えて、自分を矯正するためのルールを作り、手法に組み込んでいこうと考えました。

ある時、このまま精度の微妙なトレードを続けてしまうなら1銘柄に集中し、丁寧に精確にトレードしてみようと思いました。そしてとある1銘柄でトレードした時に一気に利益が出たタイミングがありました。それがこのシーンです。↓

<参考チャート パンローリング社チャートギャラリー 2127日本M&Aセンター 2019/5~2019/11>

たった三日で大きな利益が出ました当時は月利10%を目標にしていましたが、フルレバだったのでこのトレード一発で余裕で達成しました。当然フルレバなのでこの銘柄の保有以外はありません。買った後は毎日この銘柄の値動きを見てるだけです。

この時にたった三日でしっかりとした値動きが出ている事を改めて強く認識しました。なぜ、今までジタバタ忙しくしてたんだろう。うまくポジションを取ることができれば、たった三日で十分な利益を取るための値動きは出てくれているのに。

今までもそんなことはわかっていたはずですが、負け続きで混乱していた中で利益が出てようやく冷静になり理解できました。この事実を確かめていくために日経225やJPX400の全銘柄に目を通しました。そして自分でも確認した結果、やはり大型株のほとんど全ての銘柄が概ね月に1回は10%を超える値動きは出ている事に気づきました。

つまり毎日闇雲に監視してトレードチャンスを探して当てにいくのでなく、この大きな値動きの出るポイントに来ている銘柄に絞って、丁寧に勝負を仕掛け続ければ良いだけです下記のオレンジ線のような場面を中心に仕掛け続ける意識を持つということです。

 

<参考チャート パンローリング社チャートギャラリー 2127日本M&Aセンター 2019/5~2019/11>

ムラサキの枠内で闇雲にトレードチャンスを探るのでなく、オレンジの大きく動いているところでの勝負を狙います。ムラサキの枠内でポジションを持ち変える癖がつくと損切り貧乏になってしまいます。このBox内で日足のサインをとらえても、値動きは荒れるので利益にはならないからです。

この事実に冷静になって気付いた時にもっと手数を抑えて、上位足も含めて1銘柄の流れを押さえて、値動きの出る所で勝負すべきという思考が強くなりました。そうすれば取引ロットに頼らずともちゃんと利益が出るし、それが資金を守ることにも繋がると強く理解しました。

注意点は銘柄を頻繁に変えないということです。銘柄を変えても結局ピンポイントに当てらないから、負けている人が多いんだと思います。そこを資金管理をしながら、相場が本当に動くタイミングへ合わせていきます。大丈夫です、焦らなくても各銘柄はちゃんと月に1回は大きく動いてくれることがわかっています。

1銘柄トレードのメリット

1銘柄に絞るということで、一般の方にとってはチャンスを逃す気持ちになるかもしれません。しかし、1銘柄トレードで身に付く視点やメリットは多いです。例えば、下記の①~④が挙げられます。

①資金管理によるリスクコントロール
②ポジションの取り方がうまくなる
③待つ姿勢が身に付く
④選んだ銘柄のプロになれる

一つづつ、僕の認識を共有致します。

資金管理によるリスクコントロール

株のプロやベテランであればあるほど、一発買いはしません。後々の戦略を考えてという所もありますが、一番の理由は相場には常に「リスク」があるからです。

上がるか下がるかは僕ら個人投資家ではコントロールできません。自分にとっての大チャンスは相手側に狙われている可能性があります。いわゆるはめ込みというやつです。

そして、「だから誰も知らない秘密の必勝法で勝つのだ」と説く奴は嘘丸出しのう〇こ野郎だと思うようにしてます。株は自分も「リスク」を背負わないと勝負所は来ません。この勝ち負け表裏一体の事実に対して売買技術で勝負します。

勝つ時の想定利益は大事ですが、同時に負ける時のリスクコントロールが死ぬほど大事です。本当のリスクはこの勝ち負けトータルの結果を自分で精度高く想定できてないことです。僕が初心者の時はとにかく想定利益をイメージさせたら最強でした。で、逆行した時に混乱する最弱トレーダーでしたw

ようは当たる前提でポジションを取っているからです。資金の張り方も利益を目指して張っており、リスクのコントロールが甘かったのです。自分が何を狙い、どのレベルのリスクを背負っているかを事前に把握できていれば、株は本来怖くないはずです。

トレード対象が1銘柄であれば、銘柄分散でリスク管理はできません。なので必然的に資金分割に意識が向きます。一発で買って、下がったら損切り以外何もできないからです。

資金管理でリスクをうまくコントロールする事が出来れば、あたり外れで勝ち負けが決まるという浅いトレードではなくなっていきます。

ポジションの取り方がうまくなる

1銘柄トレードをすると安易なエントリーや損切が減り、ポジションの取り方がうまくなると思います。例えば、下記はある銘柄の底ねりBoxのシーンです。あなたならどこでポジションを取りますか?

<参考チャート パンローリング社チャートギャラリー 4612日本ペイント 2022/1~2022/11>

利益を出すにはどこを狙うかの戦略を立てる必要があります。画像のチャートはBox相場なので、上限の1100円と下限900円に紫線を入れました。

底ねりBoxだとして買いエントリーを狙うならどこを狙いますか?僕ならできる限りBoxの下限(下の紫線)まで引き付けてエントリーを狙いたいです。

1銘柄しかないと考えると中途半端な所でポジションを取るわけにはいかないので、安易なエントリーや損切が減ります。中途半端なポジションを取ると逆行した時に即含み損になりますし、資金が寝てしまいます。逆行した時に早めに見切りをつけるためにも損切ポイントは近くにおけるところで勝負したいです。

また、リスク管理の観点からもエントリーポイントの近くに損切ポイントをおけることは重要です。画像の場合は下限の900円~950円あたりをゾーンと捉えてポジションを取りたいです。安全に行くなら900円で一度止まり、上昇が見込める形をロウソク足が形成してからです。

 

<参考チャート パンローリング社チャートギャラリー 4612日本ペイント 2021/12~2022/10>

上記は先ほどのチャートを約1か月前に戻した時の見え方です。図の①のような方向感を示唆してからエントリーすると安全といえます。繰り返しですが、損切ラインを切ったら即座に切れる事は意外と重要です。上記チャートでは、もしポジションを取った後に②の動きをしたら即手じまいすることができます。Boxの下限を割り込んだからです。

このBoxの真ん中や上限近くでポジションを取ると損切ラインまで遠く、長く付き合うことになります。初心者はそれに耐えられない、保有期間が延びると戦略を忘れがちです。だから自分を守るためにポジションを取る位置にはこだわるべきです。

そしてこのラインを割ったら手じまいという意識を明確に持てることはリスク管理にもなっています。基本的にリスクとは自分が何を狙っているかわからなくなること、戦略を忘れる事です。お金を失うことではないです。

許容する損切り幅は全体資金の2%~3%以内にしたいですね。あくまで目安ですので、ここは各人で調整が必要です。

③待つ姿勢が身に付く

僕自身、兼業でトレードしていますのでスイングトレードを前提としています。当たり前ですが、毎日チャンスは来ません。

1銘柄であれば、大きく動きが出るのは月に1-2回です。その1-2回がいつ出るのかをロウソク足をベースに探っていくことになります。もちろん動きが出ない月もあります。

前述した①のポジション取りの話にも共有しますが、1銘柄トレードではとにかく待つという姿勢が必要になります。株価の動かないところでジタバタ玉を建てても意味ないからです。

そして1銘柄トレードを推奨する理由は、初心者が待てずに違う銘柄に行くことを防いでほしいからです。銘柄を入れ替えても負けている事が多いのはどうせピンポイントで値動きは当てられないから、観察が雑になってしまうからです。

1銘柄を集中して観察してみましょう。その銘柄のチャート上の動きや傾向が良く見えてきます。俯瞰的に見ると、値動きの出ているタイミングやその頻度に気づきます。

そうすることで自分がいかに動きすぎかがわかると思います。頭を冷静にして、資金管理を意識しながらしっかり引き付けるように待つ。これを意識するようにしましょう。

④選んだ銘柄のプロになれる

1銘柄に集中することで、選んだ銘柄の特性に気が付くと思います。毎日その銘柄だけを見るわけなので、動きの規則性がわかります。

まず本当に日々のニュースってマジで意味ないんだなということに気が付きます。指数やイベントの影響は超短期的には受けているように感じているだけで、流れで見るとほとんど関係ないということは結構あります。

例えば僕は3436SUMCOのトレードが得意です。この銘柄は出来高が豊富で、チャートがきれいで、値動きもよく出ます。僕の中では最高の戦友です。

この銘柄を扱う時、圧倒的に自信があります。相場の雰囲気に絶対流されないという意味でです。僕はこの株に関しては過去から現在まで全てのチャートに目を通しています。過去の値動きはだいたい暗記しています。

だから周りから何を言われても、自分のトレードルールを100%貫くことができます。それで勝てることがわかっているし、これまで勝たせてくれたからです。そんな戦友と呼べる銘柄を見つけておくと軸になってくれると思います。

絶対的に得意な銘柄を使えば、100%トータルで勝つ自信がありますが、それでも一発買いは100%しません。笑

資金管理のコツ・ヒント

最後に資金管理のコツについて、3つ共有しておきます。

同値で玉を建て過ぎない。

同値の玉を建て過ぎないことに注意しています。意外と安易にこれをやる人が多いと思っています。サインが出たから追加するという考えです。

でも少しこらえるべきです。あまり同価格帯でポジションを持ちすぎると利益が出た時は良いですが、逆行した時のリスクが上がります。

資金管理をする理由は一発で大損失を出したくないからです。負けると資金を戻すには時間もかかるし、難易度が上がります。

例えばトレード資金が100万円としましょう。損失を出してしまってから、元本回復までに時に必要な%は下記になります▼

損切額 損失率 元本回復までに必要な利益率
-10万 -10% +11%
-20万 -20% +25%
-30万 -30% +43%
-40万 -40% +67%
-50万 -50% +100%
-80万 -80% +400%

10%損したから10%取り返す。20%損したから20%取り返す。という話では済まなくなっています。30%損したら43%の挽回が必要になり、仮に50%の損失を出してしまったら、資金を倍にしないと元本に戻らないということです。

だから大きな損失にはとにかく気を付けたいわけです。この損失時の元本回復までに必要な利益率はイメージを持っておいてください。資金を守るために大量のロットを同値で張っての利益狙い・逆転狙いは避けましょう。失敗した時に戻るのが難しくなるからです。

資金に余裕をもたせる

常にパンパンにポジションを持ってしまう人も多いですが、やめましょう。トレードはドカンと一撃の利益を狙うより、コツコツやるべきことの繰り返しです。やるべきことをやってたら、利益が積みあがったという形が理想です。

自分の資産の限界のポジションを持つとまずメンタルに来ます。毎日ドキドキしながら過ごすことになるので、その状態でトレード戦略を冷静に立て続けるのはキツイです。余裕資金を持たせておくことはそのあとの戦略に幅を持たせることができますし、明らかに心理的にも有利です。(経験者はわかって頂けると思いますが)

ロットを固定化する

基本的に負けた時にロットを上げて取り返すという発想は間違いです。基本的にその時点で変な欲望とか雑念が入りますし、まともなトレードはできません。この状態で繰り返し損失を受けてしまったら、トレードは崩壊し始めます笑。心理学でいうところの「どうにでもなれ効果」におかされてしまいます。

まずロットを固定していてもトレードルールが機能していれば利益は確実に出ますロットの強弱を気分でつけてしまうとそのルールの威力が図りづらいです。ロットを上げた時にたまたま負けて、ロットを落とした時にたまたま勝つこともあるからです。

実際、あなたの勝率は何割でしょうか?

トレード時はいつもリスクを背負うわけです。常に8割勝てるのならロット勝負をしてもいいと思います。でも、せいぜい5割程度だという人も多いハズです。

ルールが機能して入れば、ロットが固定でも確実に利益が積み重なるはずです。積みあがらなければそのルール自体に問題があります。自分の心かもしれません。正しく導いてくれるルールを作り直す必要があります。

ちなみに僕はロットは3種類で分けて使っています。基本ロットが1として、チャンスは1.2倍、逆にチャンスが薄く感じる時は0.8倍です。この固定の3種類で使い分けます。

どれだけチャンスを感じても通常ロットの1.2倍です。それは僕がどれだけチャンスを感じてもリスクは常にあるからです。そして余計な感情を抱かせない工夫です。

本当は1銘柄でも勝つことができる

メディアが色々と銘柄を取りあげるのは、それが時事ネタになるからです。でも、1銘柄をずっとチャートで解説されても一般人にとってクソおもんないんです。一般ウケしないということです。

でも、僕らは株トレードにエンタメ要素を求めてません。僕らが求めているのは利益です、生活をずっと潤わせる事です。だからエンタメに興味がなく、勝つための事しか興味がないです。

多くの人は株で楽して儲けたいという気持ちから始まります。それなのにいつの間にか踊らされて、2倍株3倍株を当てたいとか、値動きを当てたいとか、自分の正しさを証明するとか、視点がずれていってしまうことがあります。

トレーダーは勝ち続けるために早く自分のトレード軸を作るべきです。その軸のヒントは攻めよりも守り、手法よりも資金管理にあると思っています。資金管理がうまくできれば手法は何であれ、勝てるハズだからです。

資金管理でリスクコントロールがしっかりできていれば、後は自分にできる簡単な事をきっちりとやるだけです。

【参考】9104商船三井のトレード履歴をプレゼントしています。

現在1銘柄トレードの参考資料として、僕が実際に3か月間観察し続けてトレードした9104商船三井のトレード解説レポートをTopページ記載のLINE@経由で配布しています。

商船三井1銘柄で100万円の利益を取りました。もちろん仕事をしながらですので、スイングトレードです。見ていただければわかりますが、マジで難しい事はしていません。笑

トレード時の根拠、利確の狙い、損切時の想定などできるだけ伝わるように書きました。約2万字のボリュームです。自分のトレードに悩まれている人は是非気軽に受け取ってください。

トレードに向かう姿勢も含めて、きっと普通の人でも勝てるようになるためのヒントになるハズと思っています。